『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

誰のため?

昔から学校は「子供達のために」と無理を重ねてきた。学校の多忙化は、子供達のために、を積み重ねたことに原因があると考えている人も多いようだ。

しかし、私の考えは違う。今の学校の苦しさは「保護者のために」「地域のために」とサービスを拡大したことで生じたと思っている。特に、保護者の顔色を伺う必要性は飛躍的に高まっている。多くの学校は保護者の評価を恐れている。何をするにも「保護者への説明責任」が求められる。そして、その反動で保護者を敵対視する流れも生じている。

それが悪いわけではない。我々は、ちゃんと説明する必要がある。でも、その相手は保護者だけ?子供達は?

怖いのは、保護者を気にするあまり、子供達のことがおざなりになってしまうこと。上手くいっていない学校は、そうなっている場合を多々見てきた。管理職は、保護者の評価ばかりを気にしている。教員も「この指導が子供達のためにプラスか」よりも「保護者からクレームがこないか」を気にする。そうなったら、学校は本当に苦しい。だって、「保護者のために」なっても「子供達のために」ならないことなんて、山ほどあるから。そして、子供達の要求以上に、保護者の要求は多様だから。

なんて言っても、私だって保護者の評価を全く気にしないなんて無理だ。そういう世の中なのだ、と認めて、折り合いを付けるしかない。