昨日は「みん職フォーラム」でお話をさせていただきました。オンラインでのイベントです。
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Skypeやzoomを使った話合いや読書会は何度か経験しましたが、オンラインでの「講演」は初めて。これがなかなか難しく感じました。
話合い(会議)や対談は、相手の反応が分かります。でも、講演だと聞いてくださっている参加者さんの反応が分かりにくいのです。なぜなは、参加者さんは基本的にミュート状態。中にはカメラもオフの方も多くいらっしゃるからです。チャットに感想や質問を書いてくださる方もいらっしゃいますが、少数派です。
ですので、話していて不安でした。独り言を言っている気分。早口になるし、予定していた話は飛ばすし、講演としては0点でした。聞いてくださった皆さん、ごめんなさい。
でも、ありがたいことに、その後の質疑の時間は、思っていた以上のご質問をいただきました。「『学び合い』の教材研究のコツは?」というど真ん中の質問から、「高橋と坂内さんと古田さんの『学び合い』の違いはどこか」なんていうマニアックな質問まで、答えていて楽しい質問を多数いただけました。
途切れることなく質問を出していただけたのは、今回のフォーラムの参加者さんのアンテナが高感度だったからでしょう。新しいカタチの催しの情報をキャッチして、さらには参加しようとなさるような人は、アンテナが高い人だ。そういう話を以前にどこかで聞いたことがありますが、まさにその通りだと思いました。
その後の石川さんの講座を拝見しました。石川さんのお話は、さすがの内容でした。久しぶりに石川さんに会いたいなあ。ちなみに、私の本は、石川さんのこれらの本の語り口に大きな影響を受けています。私には石川さんのような美しい文章は書けませんけれど。
石川さんの講座は「対話」ベースでした。そこもすごく良くて。オンラインでの依頼を複数いただいているので、チャンスがあったら対談形式に挑戦してみようかと思います。