TwitterやFacebookのアイコンを大学時代の写真に変えてみた。半分はふざけて。残り半分は、昔のことを思い出して。
学生の頃は、今となっては笑ってしまうような理由で、生きにくさを感じていた。今よりもギラギラとしていて、毎日のようにイライラして、でも、何となくワクワクしていた。まあ、それが若さというものか。おっさんになれば全く気にならないようなことを、グダグダと悩むのが若い時の特権なのだろう。
私は幸運にも、教員採用試験に合格してなんとかかんとか20年働いてきた。さて、21年目の教員生活は、無事に迎えられるのだろうか。少しだけ不安だ。と考えたら、昔のことを色々と思い出してしまったのだ。
どうしようもないダメな初任者で、一緒に採用になった同期の同僚と比較され、校長や初任研担当の先生にさんざん怒られたなあ。2校目に行っても
「お前はその辺の兄ちゃんがフラッと学校に遊びに来たみたいなもんだ」
と怒られた。昔の私は、全然「先生」じゃなかったのだ。
じゃあ、20年経ってどうなったか。やっぱり、普通の先生には、なれなかった。「変な先生」「普通じゃない先生」「異端の先生」多くの児童や保護者からそう言われる。それなのに、自分では「普通にやれている」と勘違いしている節がある。まずいまずい。
普通にやれない私は、それでもあきらめず、貪欲に働いてきたはずじゃないか。
来年度は、もう一度、ガツガツとやってみようかな。
そんな風に考えている。