『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

質問を送ってくる方へ

誤解を減らせるように、結論から書いておきます。
『学び合い』の授業に関する質問や相談は、答えられる範囲でお答えします。
授業以外に関する質問や相談は、お答えしかねます。すみません。


さて。
ここ最近、様々な方から届いた「質問」や「依頼」への返事を、やっと送り終えることができた。著書を出してから、ちょくちょくメッセージやDMが届くのだ。
「本を読んで、シラバスを作ってみた。これで良いか知りたい」
「子供たちのレポートにどうフィードバックすればいいか教えて欲しい」
「子供たちに最初に語ることを考えてみた。付け加えるべきことがないか、教えて欲しい」
という授業に関するものあるし、
「異学年合同の『学び合い』を職員会議で提案するので、参考になる資料を送って欲しい」
「コロナの影響で、カリキュラムを見直すことになった。新しい教育課程について、高橋はどう考えているのか、教えてくれ」
「コロナ対策について、職員会議に出す案を作った。見て欲しい」
というような、授業以外のこともある。

 

せっかく質問をいただいたのだから、可能な限り答えたいとは思っている。
が、しかし、なかなかそうはいかない。
一つは時間の問題。私に寄せられる質問など、それほど多くはない。でも、質問に答えるには、読んで、考えて、文章を打って、とそれなりに時間がかかる。まあ、少々お待ちいただければ、捌けない数ではないのだけれど。
もう一つは、確信を持って返事ができないのが申し訳ない。同僚に授業の質問をされた場合、その同僚のキャラクターやクラスの様子を見ながら質問に答えられるし、その答えが的外れだった場合は、後から軌道修正もできる。しかし、ネットでの質問は、基本的に単発だ。質問者さんがどんな方かもよく分からないし、クラスの様子もさっぱり分からない。そんな状況で答えられるのは、『学び合い』のセオリー通りのこと=『学び合い』の本に書いてあることしかない。そんな答えで良いのなら、本を読んでもらう方が確実である。
最後は、本当の解決にならないということ。クラスのことを相談するなら、クラスの子供たちにするのが一番いい。学校のことを相談するなら、同僚にするのが一番いい。実は相談ではなく愚痴を聞いて欲しい、ということもよくある話だが、だったら親しい友人にするのがいい。諸々の事情により、そうはいかない場合もあるだろうし、だから私に相談をなさっているのだろうから、可能な限り、お答えしますとも。こんな私でよいのなら。でも、関係性の薄い私がお答えできるのは、あくまで一般論。個人的なつながりのある方以外には、当たり障りのない答えしかできない。

 

ということで、『学び合い』の授業に関する質問や相談は、答えられるものだけお答えしようと思っている。「すみません、それは私にはお答えしかねます」という返事でも、許していただきたい。もちろん、私が力になれるなら、できる範囲で知恵を絞ってお答えする。
また、授業以外に関する質問や相談、例えば学校のことや保護者対応のことは、基本的にお答えしかねる。責任が取れないので。すみません。