『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

理解できるが、納得してもらえない

『学び合い』の理論に出会って良かった点の一つに、「ちゃんと理由が分かるようになった」ということがある。学校には、私から見ると

「いや、それはダメでしょう」

と言いたくなるような指導がちょくちょく蔓延っている。以前は感覚的に「ダメ」と思うだけで、その理由が分からなかった。だから、ひとに説明できないし、「もしかすると私が間違っているのかもな」と無理矢理自分を納得させることも多かった。

しかし、『学び合い』という一つの理論を私なりに真剣に学ぶことで、根拠を持って理解できるようになってきたのだ。

例えば「なぜ、個別指導をすればするほど点数が下がるのか」「クラス全員を前にやんちゃな子を『◯◯さんは、本当はやればできる人なんだよね、先生は知っていました』的な褒め方をしてはいけないのか」なんてことも、『学び合い』の理論(私の理解では「人間の衝動を活用して、一人も見捨てない集団を育てる理論)で、すんなり理解できる。

しかし、理解できたからといって、それを他の人に納得するしてもらえるわけではない。時々、「理解しているなら、ちゃんと説明できるはず」という言説を目にするが、説明しても理解してもらえるとは限らないよねー。むしろ、深く考えて理解したことほど、納得してもらるのが難しい場合もある。難しいことを簡単に言い換えることもできるけど、それは「方便」の色合いが濃くなり、真実と離れるようにも思う。個別指導をすると点数が下がる理由を簡単に言うと「点数が下がるほどに、テストで良い点を取らせてもらえるようになるから」って感じだけど、これ、誤解もたくさん生むだろうな。