『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

私に何ができたのだろう

直進安定性の高い車は、電子制御なんてなくてもハンドルに軽く手を添えていれば、真っ直ぐ走れてしまう。

一方、電子制御でレーンキープする車の中にも、制御が悪いのか直進安定性が悪いのかは分からないが、フラフラと細かくハンドルが揺すられて不快なものもある。代車で経験した。

 

学級も同じで、学級集団として習熟してくれば、軽く手を添えるだけで、自律的に学んでいける。『学び合い』の理論は、集団を育てる理論である。授業法としてではなく、理論として『学び合い』を捉えることができると、この「軽く手を添える」という感覚を分かってもらえるだろう。

一方、様々な工夫を凝らしても、集団が育っていなければ、フラフラと安定しない。それに気付かず、ハンドル操作でどうにかしようしても、無理な話だ。苦しいことに、クラスは走り出したらなかなか止まれない。今年は、行事や夏休みといった「一時停止」も削られているから余計に。むしろ、どんどんアクセルを踏むように促されている。

 

車にある程度詳しくなければ、自分が運転している車が安定しているかどうか判断することができない。教員は車の素人だから、車については判断がつかなくていいが、クラスの状況には気を配って欲しい。フラフラとしているクラスは、まずは軸を定める。そして、ゆっくりと走り出す。それで救えたことが何度かある。

が、ここ数年、阻害する要因があまりに多くて、フラフラと走っているクラスに何をしてあげればいいか分からないことが増えた。今までだって、全てを救えたわけではないけれど。

 

私に何ができたのだろうか。

私に何ができるのだろうか。

考えても考えても、苦しいままだ。