都市部では随分前から起きていたことだろうけれど、今後は、地方でも教員の平均年齢がどんどん下がっていくだろう。簡単に言えば、経験年数が少ない教員が増えていくわけだ。
それに伴い
「上の世代が持つ技術を、次世代へどう継承していくのかが問題だ」
という話を度々耳にする。しかし、私は、なんだか納得がいかない。
技術は必要だ。私も磨いてきた。
でも、現状の学校では、技術と言えないような「小手先」の「子供騙し」が蔓延っているように感じている。
果たして、若手に伝えていくべき技術を持っている年長者が、そんなに多くいるのだろうか。