『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

校内研究と感謝

校内の研究授業が進められています。
私のクラスの『学び合い』による授業を見ていただいたのが1学期。
その後、ほぼほぼフルの『学び合い』による授業に挑戦してくれた同僚もいれば、部分的に『学び合い』を取り入れた授業(一斉指導とのハイブリッド。以前は、従来型『学び合い』と呼ばれていた授業かな)をやってくれた同僚もいました。もちろん、一般的な形式での授業もアリです。多様な方が健全です。

 

先日の研究授業は、『学び合い』を部分的に取り入れた授業でした。で、その授業に関して、同僚のお一方とこんな話をしました。

不遜ながら、私がいなければ、本校でこれだけ多くの先生が『学び合い』による授業に取り組むことはなかったと思うんです。そして、多分、こんなに学び合う授業が機能しなかったとも思います。でも、それは私がすごいわけではありません。子供たちがすごいのであり、『学び合い』の理論がすごいのであり、取り入れてくれる先生方がすごいのです。『学び合い』による授業は難しい。口で説明してもなかなか伝わりません。でも、子供たちの姿を通して、他の先生方に伝えることはできると思っています。そして、『学び合い』の良さを感じた上で授業をしてくれると、ちゃんと子供たちが動いてくれるのですよ。この授業のように。

 

私は、周囲にやっている人がいようがいまいが、自分が興味を持ったことに挑戦できるタイプです。が、そこから繋がるある種の性急さが、時に他の方を嫌な気持ちにさせてしまうことを知っています。だから、同僚や子供たちに助けてもらいながら、仕事をしないと、大失敗しかねません。その自覚があるので、自分が何かで貢献できると感じられた時に嬉しく感じます。ありがたいことです。