『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

大島さん、ありがとうございます。

間もなく発売となる『授業づくりネットワーク』誌に、大島さんによる私のクラスの参観記録が掲載されます。

『授業づくりネットワーク』に授業記録を掲載していただくのは2回目となります。前回は、まだ公立校で働いていた時の流動型『学び合い』。岩瀬さんと渡辺さんに見て頂きました。その記録は、こちらに掲載されています。

 

前回も今回も、ものすごいプレッシャーでした。少し弱気になって「普通の『学び合い』の授業にしようかな」と考えた瞬間もあります。流動型『学び合い』って結構難しいんですよ。何もしてないようで、色々しているんです。信頼して任せるのと、放任は全く異なりますから。前日も当日も胃が痛かったし、終わってからも「私には見えていなかった粗を山ほど指摘されるかもな」とビクビクしていました。

朝のスタートから下校までの丸一日の参観は、なかなかの修行です。けれど、自分の授業を第三者の目から観察・記録していただける有難い機会です。私の今までの実践の発信を検証することにもなります。そこを問われるって、苦しいけど、大切ですよね。

 

そして、大島さんが書いてくださった40号の記事を読んで、「この授業は私立だからできるんだ」と言う方もいるだろうと予想しています。でも、私は公立にいた時から同じような授業をしてきました。しかも、一流の方々に記録していただきました。胸を張って言います、

「公立とか私立とか関係ありません。結局は授業者です。授業者のやり方、考え方、在り方、生き方が授業に反映するのです」

と。

 

何てことを書くと、今度は人格否定的なコメントや書き込みをされるので、精神的に削られます。私だって批判されれば苦しいし、その批判を目にして悲しむ「私を愛してくれている人々」もいるんです。それでも、日本の教育のために私にできることは何かを考え、やれることをやっているのです。

 

ダラダラと書きましたが、つまりは「ぜひ、読んでください」ということです。そして、ご意見をお聞かせください。方向性や方法論は違ってもかまいませんから、日本の教育を変えるために、共に歩んでいただけたら嬉しいです。