この仕事は、忙しいし、悩ましい。
「教師修行」という言葉はほとんど聞かなくなってしまったけれど、でも、日々修行だよなあと感じることが多々ある。
けれど、ちょっとしたことで、その辛さが帳消しになるのが、この仕事だ。昨日もあることで「ああ、教員になって良かった。この学校に来てよかった」と強く強く感じた。
それには功罪があって、苦労が報われるから辛くてもやっていけるという面ではプラスだけれど、苦労が報われるから改善策を考えなくなったり改革をしなくなったりしてしまうというマイナスも生むのだろう。多分、多くの教員がそうで、日々辛くても、報われた瞬間にそれらを許容してしまうのだろうな。
一時の幸せがなければ続けられない。しかし、それを我慢しなければ、日々の辛さは変えられない。なかなか悩ましいものだ。