『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

旗を立てる 3

飽きたけど、とりあえず書く!

 

わたしは、「学習のゴール」を揺らがせないために、次のことを心がけています。

  1. ゴールは「自分の外」で決める。
  2. 結果が明確になるようにする。
  3. 「つまりは、こういうこと」と一文で説明できるまで、削ぎ落とす。

まず、1番のゴールの位置について。

ゴールの位置とは、つまりは「何ができるようなれば良いか」ということです。『学び合い』では、一単位時間毎に課題を設定しているのなら、その時間で達成すべきものは何か、単元毎ならばその単元で達成するものは何かを具体的に示しますよね。で、それを考える時、わたしは「自分だけ」で決めないように気を付けています。

自分の経験や思い込みを頼りに設定すると、後から課題がぶれちゃうのです。だって「何を重視するか」とか「何が大切だと思うか」なんて時と場合によって変わっちゃいますから、わたしは。

なので、自分以外の物を頼りにしています。じゃあ何を使うか。教員である以上、学習指導要領を参照せざるを得ません。また、教科書も使わざるを得ません。はしょりまくって大雑把に言うと「この教科書の題材は指導要領の目標や指導事項や例示のどこを具体化するために考えれているのか」を分析します。教科書はよくできているので、この分析はそんなに難しくありませんよね。読めば分かります。それによって、ゴールの位置が見えてきます。

自分だけで決めないと言いながら、こういう活動には、絶対に「わたし」というファクターが入り込んでいます。指導要領と教科書の関連を分析するのはわたし。だから絶対にわたしの趣味嗜好によって学習の軽重を無意識的につけているはずです。そこにも自覚的でありたいと思っています。

 

これ、具体的に書いてみようと思って指導要領を引用したり、教科書の題材を例に挙げたりしながら一度書いたのですが、すさまじい量になってしまったので消しました。だって、あっという間に3000字にもなっちゃって。それも途中で。インタラクティブ・カリキュラムが絡んでくるので、ややこしいのです。インタラクティブ・カリキュラムについてももう少しちゃんとまとめたいなあ。何はともあれ、超面倒な長文になってしまいまったのでボツ。

念のため書いておきますが、上記の物はあくまでも「わたしの場合」です。これが特別優れているなんて思っていません。あくまでわたしにとってやりやすいというだけです。

まあ、わたしと同じようなことは「やらない」「やりたくない」人が大多数だと思いますが。

 

このシリーズのエントリーは面白くありませんね。自分で読んでもつまらない。2番以降はいつか書くかも。