失敗談のあれこれ
分かっていても、やってしまう誤ち。私は時々、子どもと「対決姿勢」を取ってしまうことがある。 例えば、私の指示通りに動いていない子がいると無視されたように感じて「言うことを聞かせよう」としてしまったり、子どものネガティブな発言を私への批判と捉…
若い同僚には、たびたび「好きの反対は、無関心」という話をする。 元ネタは「愛の反対は憎しみではない。無関心だ」というものらしい。検索すると、マザーテレサの言葉だとか、全く別人の言葉だとか、色々と出てくる。本当のところは、よく分からなかった。…
経験が役に立つこともあるけれど、でも、経験が邪魔になることもある。 「過去に似たようなことがあったから」 「いつもこうやってきたから」 そんなことを言っていると、目の前の子供の姿が見えなくなる。経験によって眼が曇る。そんな失敗を何度もしている…
熱発です。安静にします。
今日は本当に駄目な授業をしてしまった。5年理科の「人のたんじょう」の単元。3学期の内容の先取りで、複数時間の『学び合い』である。 動画と教科書を参考に、子宮内の赤ちゃんの成長をまとめる。食塩水と瓶を用いて羊水のはたらきを実験する。知識の抜け落…
以前の私は「仕事をしていない」ように見える人に対して、怒りを覚えていました。それは私が「こっちはこんなに頑張っているのに、あの人は怠けている!!!」と考えていたから。本当は羨ましかったのでしょう。精神的にも身体的にも疲れてましたからね、そ…
もうすぐ1学期が終わります。さて、みなさんは4月にやっていたことのうち、今でも継続できていることはいくつありますか。例えば、私は、4月当初は授業中に褒めまくっていました。 「教えてって言えたね」 「どんどん説明できて素晴らしいね」 「今の説明…
今日、ある学級で授業の冒頭に語りました。 「人は寂しいと、いたずらをしたり、嫌がらせをしたりしてでも、誰かと繋がりたいと思うんだよ。廊下を歩いている時に、寂しい思いをしている子が、先生にカンチョーをしてくるなんてこともあって…」 なぜここで私…
子供達の言葉を、そのまま受け取ってはいけない場合が多々あります。例えば、 「俺はやりたくない」 と言っているけれど、心の中では 「やりたいけれど、自信がない」 だという場合を何度も見ています。また、 「先生、○○を忘れました」 と言いに来た子が、…
昨日のエントリに少々反応をいただきました。メッセージやコメントをくださったみなさん、ありがとうございます。もちろん、私も悩むし、苦しみます。教育という営みは難しく悩ましい。心からそう思います。 せっかく反応をいただいたので、昨日の続きを書き…
しっかりとデータをとったわけではなく、あくまでも私の印象ですが、私が『学び合い』を始めた頃は、 『学び合い』なんてオカルトだ。○○という問題が起きるはずだ。 『学び合い』なんて嘘っぱちだ。だって、私がやってもうまくいかなかった。 という批判を多…
似たようなことは前にも書いたかもしれませんが。私が休み明けの時期に「しっかり勉強しよう」と求めるのは、簡単に言うと「子ども達の命を守るため」です。学級が落ち着かない状態だと、事故や怪我が増えます。どうしても増えます。20代の頃に、嫌な経験も…