『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

みゆき会

早過ぎるのが常

私の予想では、今年は、標準時数を満たしているかどうかを厳密に問われないと考えている。文科も「数年かけて取り戻す」とか言っているくらいだし、水泳なしとか調理実習なしとか、こういう状況なのだから。昨年度のように時数よりも「その内容を学んだかど…

札幌セミナー終了

今年の「これからの教育を考えるセミナー」が終了した。みゆき会での「反省会」を終え、空港に向かう電車内も、空港でも、飛行機でも、帰宅後も、ずっと「反省」を続けている。 今年の私は「中途半端」だった。 初日は時間が足りなくなってしまった。私個人…

これからは教材研究や課題づくりについて発信してみようかな、と思っています。

私は『学び合い』の教材研究や課題づくりに関する発信をほとんどしてきませんでした。少し前に「単元進行表」をブログにアップしたことがあります。その結果、「私も単元の『学び合い』をやってみたんですけれど、うまくいかないんです。どうすればいいです…

実践の全体像

みゆき会の共著である 子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント をご購入くださった方はお気づきでしょうか。この本には所々で「書けない子のレポート」が出てきます。例えば、6ページにチラッと出ているのは、みゆき会の誰かのク…

みゆき会と友達と仲間

みゆき会の古田さんがFacebook上にこんな記事をアップしていました。一部を引用させて頂きます。 自分は今まで、(授業という場において)「友達」をいかに「仲間」に高めて学び合っていけるかを考えてきた。そして、その違いをてつがくの授業でも話し合って…

札幌セミナー

昨日は「研究集団ことのは」主催(と言っていいのか分かりませんが、コクチーズなどにそう書かれているので)の札幌でのセミナー&懇親会に参加しました。みなさんのお話をうかがいながら、明日からはもっと子どもたちの声に耳を傾けて、丁寧に授業を紡いで…

書かせるのは大変じゃないんです。

私はここ2年くらい、あまり「書かせて」いません。もちろん、平均よりは書いているでしょうけれど、古田さんの学級と比べたらそれほどでもないでしょう。 その理由は、一つは「学年」のバランス。私のクラスだけ書いてるってわけにはいきませんからね。もう…

札幌まで3週間。

来月は札幌にお邪魔致します。今から緊張しています。 緊張に打ち勝つために、早めに準備に取り掛かりました。今回の発表内容は、これです。 「学びのカリキュラム・マネジメント」については古田さんに任せ、私は、「単元『学び合い』」と、「自由時間割」…

弱点

昨日のセミナーを振り返って、冷静に考えてみた。すると、自分の弱点がくっきり浮かび上がってくる。まあ、分かっていたとも言えるし、分かっていなかったとも言えることだけれど。 私は、まだまだ発信チャンネルが「狭い」。 昨日の私の話は、「とても面白…

「学びのカリキュラム・マネジメント講座」ありがとうございました

今日は、東京池袋の教育同人社さんを会場にして「学びのカリキュラム・マネジメント講座」を開催致しました。 会場は満員。たくさんの方に会場に足を運んでいただきました。 私は「なおたか流 カリマネ&教材分析」と題して、私がどうやって「カリマネ」を行…

ありがたい

少し前に見た時にはamazonで在庫ありだった「学びのカリキュラム・マネジメント」ですが、また取り寄せになったようですね。(11月5日6時現在) 楽天ブックスも取り寄せですが、もしかするとこっちの方が早いかな。⇒楽天ブックス: 子どもの書く力が飛躍的に…

教材研究よりも教材の理解

私は最近、「教材研究」をしなくなりました。その代わり「教材理解」には力を入れています。 この「教材研究」と「教材理解」という言い方は、完全に私が感覚的に分けているもので、厳密な定義があるわけではありません。私は 「教材研究」…完全にオリジナル…

セミナー開催のお知らせ

11月20日に、東京池袋を会場に「学びのカリキュラム・マネジメント」セミナーin東京を開催致します。 11月20日 「学びのカリキュラムマネジメント」セミナーin東京(東京都) 日本一の爽やか教育実践グループ・みゆき会が上梓した子どもの書く力が飛躍的に伸び…

教科間の連動性

Z会の寺西さんがブログで、次期学習指導要領の審議と、「カリキュラム・マネジメント」について書いていらっしゃいます。(そして、最後にはみゆき会の著書についても紹介してくださっています。恐縮です。) www.zkaiblog.com そうか、「カリキュラム・マネ…

どんな実践かというと…

もうちょっと、本の宣伝をさせてください(笑)。 みゆき会で出す「子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント」は、ここ数年、みゆき会の3人で取り組んできた授業の理論から実践までをまとめたものです。本の中に書かれていますが、…

面白くって、よく分かる!

本の宣伝をさせてください(笑)。 「子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント」は、みゆき会の3人が行っている授業をみなさんにも挑戦してもらうために書いた本です。 架空の学校を舞台に、ベテランの「みゆき先生」が、若い「ア…

第5段階 近い点をつなぐ=カリキュラム・マネジメント

年間レベルで授業のつながりを考える時、難しさの原因となるのは「時間的な距離」です。1学期の学習と2学期の学習を繋げる、5年生の学習と6年生の学習を繋げる、というのは理屈の上では納得簡単かもしれませんが、けれど、実際にやるとなると難しさが分かる…

第4段階

単元の『学び合い』を継続すると分かりますが、「繰り返し学ぶ」ことで、子供達の力は確実に伸びます。一発勝負とは大違いです。 けれど、同時に、一単元の中で数回繰り返しても、なかなか出来るようにならない子がいたり、その時には出来ても直ぐに忘れてし…

第3段階 その2

単元レベルの課題設定は、私もいまだに、「失敗した!」ってなることがあります。「やること」がごちゃごちゃして、子供達を振り回しちゃうのです。それって結局は、「単元のねらい」を示しているのではなくて、「何をやるか」の寄せ集め。形式上は単元『学…

第3段階 その1

私が第2段階から第3段階へと進んだきっかけは、以前、書きました。 すぐに伸びるはずがない。 - nao_takaの『縦横無尽』 単元レベルというのは、簡単に言えば「この単元が終わったら、何ができるようになっていればいいのか」を考えて授業をしている、とい…

第2段階

若い頃は「授業で何をやろうかな」とばかり考え、新しい「授業のネタ」を探し、漁り、試してばかりいました。 でも、それだと子供達が育たないんですよね。 楽しそうなんだけれど、力がつかない。 悪いクラスじゃないんだけれど、イマイチ覇気がなかったり、…

第1段階

私が教員に成り立ての頃は、毎日、放課後になると「明日の授業は何をやろうかな」と考えていました。 自分が何をやればよいのか、そして、子供達に何を「やらせれば」よいのか。そればっかりを考えていました。 私はこの状態を、授業の第1段階と考えています…

楽しみ

今日は色々と忙しかったのですが、非常に楽しいこともありました。 間も無くお知らせできる、かな? うひょひょ。 乞うご期待です!

かっこいい4位

古田さんがこんなことを書いていました。「かしこさ」は勝ち負けの先にある。私はいつもそう考えている。「かしこさ」は決して「勝ち」の先だけにあるものではない。勝ちにこだわる子: furu-t 学び続ける日々「勝ち負け」と「かしこさ」という異質なモノを組…

最近の書き具合 その2

その1 の続きです。 最初に書いておきますが、インタラクティブ・カリキュラムというのは、みゆき会の三人で研究&実践している授業ですが、三者三様の取り組みでもあります。基本的な理論は共通です。でも、それをどう具現化するか、という点では三人の個…

最近の書き具合 その1

インタラクティブ・カリキュラムについて、最近ブログに書いていないので、ちょっと書いておこうと思います。 以前からこのブログを読んでくださっていた奇特な方々はご存知だと思いますが、わたしを含む「みゆき会」の三人は、インタラクティブ・カリキュラ…

天才的!

悩みに悩んでいたのですが、2学期に向けて、基本的な授業方向性を決めました。 色々と考えていたのですが、考えれば考えるほどインタラクティブ・カリキュラムって素晴らしいなあと感じます。みゆき会って天才の集まりなんじゃないの?と思います。おっと、…

みゆき会の特殊さ

学期末の殺人的忙しさが一段落しました。わたしの様子を見て、わたしの代わりに腹を立ててくれた同僚が、半分冗談半分本気で「高橋先生、倒れていいよ!」と言ってくれるくらいの忙しさでした。でも、そんなことを言ってくれる職場ですから、口だけじゃなく…

みゆき会が始動します。

みゆき会とは、坂内さん・古田さん、そして私高橋の3人で結成した会のことです。 みゆき会の3人で「何かやりたいね」と話してはいたのですが、やっと実現できそうです。 http://bit.ly/1je7ZFl 8月ということでまだまだ先なのですが、3人でちょっとした…