『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

緻密というより窮屈

算数の教科書を見ていたら、「スモールステップ」の細かさに苦しくなった。つまずかないように、迷わないように。ていねいに指導事項が整理され、学べるように緻密に作られた階段。最近の私は、それがどうにも苦しい。 それらは、どれを見てもとてもよく考え…

「人」こそが最強

12年前、福島県新地町の学校に勤めていた時に、国から補助を受けての町の事業として「一人1台iPad &Wi-Fi完備」の環境で授業を行っていた。全国的にも非常に先進的な取り組みで、かなりのお金も絡んでいたのだろう。ガチで色々と試した。町全体で大々的な研…

読解

「読解力って何だろう」とずっと考えています。で、下のようなことを思い出しました。これが読解力を測るものだと考えているわけではありませんが、まあとりあえず、下の文を読んでみてください。 ① Aという事象が、世の中にどれほど存在すると言えるのでし…

決まっているが決まらない

新しい本を書く!と決めたが、なかなか進まない。 内容は決まっている。学級崩壊の種類と、その対処法だ。 今の学校には、大きく分けて2種類の学級崩壊があると思っている。 一つ目は、1990年代から問題となっている従来型の学級崩壊。これは、いわば「…

夏休みにぜひ

ありがたいことに、まだ少しずつ売れているようです。 コロナがなければ、もう少し多くの方に手にしていただけたのでしょうか。 ぜひ、夏休み中にお読みいただけたら嬉しいです。 流動型『学び合い』の授業づくり: 時間割まで子どもが決める! (教育単行本) |…

半分嘘、半分本当

学級集団の力をうまく機能させられない教員は、私が知る限り例外なく「ルーズ」だ。学級集団の力をうまく機能させる教員は、「ちゃんと」しているのである。学級集団の力をうまく機能させられる教員が「私が適当で駄目だから、子どもたちがしっかりしちゃっ…

みゆき会

体育で見学が多い時に語ること。それは成功の反対言葉の話。成功の反対は「やらないこと」そう考えると、たとえ失敗しても成功したことになる。この感覚って大事だと思うんだよな。子どもにも、もちろん教師にも。— furu-t(N.Furuta) (@furu__t) 2022年7月…

「約束したのに。」そう言って君は憤った。

二人の女の子が何やら険しい表情で佇んでいる。勉強が手に付かない雰囲気。AさんもBさんも、いつもはもりもり学んでいるのに。「調子悪そうに見るけど」と声を掛ける。最初は「大丈夫です」という返事だったけれど、やっぱり進んでいない。休み時間なら深追…

さまざまな仕事

世の中にはいろいろな人がいて、様々な仕事をしている。その仕事の仕方も様々だ。 私が過去に働いた職場には、必ずと言っていいほど「前例踏襲」を大切にする人がいた。私に限らず、誰かが新しいことをやろうとすると、「去年はこうやっていました」「例年は…

「高橋なんて嫌いだ」とあの子は言った。

私の“やり方”には大きな欠点がある。ここ数年、私の実践テーマは“スクールカーストを壊すこと”である。5年前から問題意識を持ち、3年くらい前から少しずつ発信を始めた。今年は本格的にまとめに入っている。 スクールカーストを壊す、という目的を果たすこ…

戦いごっこ

いくつかの記事を読んだだけなので、詳細は分からない。けれど、記事を読んでいて考えた。1年生が集団で暴行。しかし、学校では「ポピュラーな遊び」と認識。 ああ、「戦いごっこ」かな。 戦いごっこ。地域によって呼び名は異なるかもしれないが、男の子が…

損した気分になっている原因

クラスの他の人が「些細な悪いこと」をしていると、大騒ぎをする子が時々いる。本当に些細なこと、例えば「座っている姿勢が悪い!」というようなことだ。それを見ると 「おい!ちゃんと座れよ!姿勢悪いだろ!」 などと大声で注意をする。私が 「授業中にそ…

素人

最近、ちょっと大き目の買い物をした。私はこういう時、徹底的にリサーチをする。データを集め、自分の使い方に合うものはどれか、検討に検討を重ねる。実際に見にも行く。お店の人に質問もする。 その一環としてネットの口コミやレビューを見るけれど……、う…

教員が得をさせてしまう

現在、「みんなのオンライン職員室」さんで5回連続の講座を担当させていただいています。 みんなのオンライン職員室 内容を簡単に言うと、「2000年代に起きた学級崩壊と、最近増えている学級崩壊では、原因が異なるんじゃないかな。私は現状を、教員が無意…

「人それぞれ」なのは分かっていたつもりだけれど

私は、ちょっとぐらい苦労をしてもいいから、自分の職能と成果を上げたいと思って仕事をしてきた。他の人の苦労を正確に把握できないので、人と比べてどうかは分からないが、私としては、自分なりに腕を磨いてきたつもりだし、その労力と比して十分だと感じ…

脳みそが回る。

今日は、とある一流企業で働く一流の方とじっくりお話させていただいた。 とてつもなく楽しい時間だった。 「学校」や「企業」や「国」や「自治体」という存在は、もはや幻想であること。具体的な「個」を大切にすることの意味と意義。 デジタル化を進めるた…

誉められた!

やった!あすこまさんに、誉めていただいた! と思ったのですが、いや、これは誉められたのではなく、面白がられただけなのかもしれない!笑笑 [読書]最適じゃなくてもいいのかも?授業づくりネットワークNo.40『個別最適な学び』 | あすこまっ! 冗談はさて…

報われるから

この仕事は、忙しいし、悩ましい。 「教師修行」という言葉はほとんど聞かなくなってしまったけれど、でも、日々修行だよなあと感じることが多々ある。 けれど、ちょっとしたことで、その辛さが帳消しになるのが、この仕事だ。昨日もあることで「ああ、教員…

ケツの穴が小さい

とあるオンラインの会に向けて、発表の準備を進めています。全6回の予定。まだ3回目までしか準備が終わっていませんが、はっきり言って、かなりの自信作です。イノベーター理論で学級経営を分析するという手垢のついた方法ですが、新しい着眼点を見つけた…

あけましておめでとうございます。

昨年は、私にとって大きな決断と変化の年でした。 今年は、その成果が問われる一年です。 やります。

ちょっと暗くなる

権利には敏感だが、自分の責任には鈍感。 自分と異なる意見を持つ人がいると、仲間を集めて複数人で反論する。 正しい発言ができるように学ぶよりも、正しそうに聞こえる発言方法に興味がある。 自分の正しさを通すためなら、不正や不法行為も厭わない。 少…

ご感想をお寄せください。

Amazonからの発送が始まったらしく、友人知人から「届きましたよ」という報告がきています。 個別最適な学び 授業づくりネットワークNo.40 学事出版 Amazon 大島さんが、私のクラスの参観レポートを書いてくださいました。流動型『学び合い』の授業です。授…

知らないのだな。

Twitterで絡んできた人たちの書き込みを見て、その人達が、正しい知識を持っていないことが分かった。就学援助制度のことをよく知らないで発言しているのだなあ。 私が指摘すると逆効果だろうし、慌てて検索して適当なことを更に書き散らしかねないので、や…

データに振り回される教員

SNSでの発信を再開しようと思っていた矢先、Twitterに書いた意見に反論を受け、色々考えた結果、Twitterは休止してブログでの発信をメインにすることに決めた。 Twitterでの出来事をかなり省略して書くと、 「公立の大変なところ」として「就学援助を受けて…

蕎麦湯とTwitter

以前、Twitterを頻繁に使っていた時に、蕎麦屋の女将さんから聞いた蕎麦湯の話を思い出した。 蕎麦湯には、蕎麦を食べて冷えたお腹を温めるという効果もあるが、もう一つ、別の意味がある。蕎麦つゆを薄めると味も薄まるが、どんなに薄めても出汁の風味は残…

ここはお家じゃないからね。

私は度々「ここはあなたの家じゃないからね」と子供たちに伝えている。勝手な振る舞いや言動を嗜める時によく使う言葉だ。学校と家庭の連携は重要だが、線引きは必要だというのが私の考えである。 そこに、私の「教室の管理者としての都合」があることは否定…

自己否定

私は、自分が変だと自覚している。でも、もともとはそれほど変な教員ではなかったはずだ。12〜13年前は、当時も今も主流とされるような一般的な方法で授業をしていたし、そこそこの成果をあげていたし、「結構頑張っているまあまあの先生」だったと言っても…

大島さん、ありがとうございます。

間もなく発売となる『授業づくりネットワーク』誌に、大島さんによる私のクラスの参観記録が掲載されます。 個別最適な学び (授業づくりネットワークNo.40) 学事出版 Amazon 『授業づくりネットワーク』に授業記録を掲載していただくのは2回目となります。…

頭は絶好調のはずなんだけれど。

最近、なんとなく好調です。絶好調と言ってもいいくらいに、今まで考え続けてきたことがクリアになっています。 が、なかなか文章にできないのです。 これはきっと、ブログの更新をさぼってきたからでしょう。書き続けないと、書けなくなる。分かっていたの…

校内研究と感謝

校内の研究授業が進められています。私のクラスの『学び合い』による授業を見ていただいたのが1学期。その後、ほぼほぼフルの『学び合い』による授業に挑戦してくれた同僚もいれば、部分的に『学び合い』を取り入れた授業(一斉指導とのハイブリッド。以前は…