『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

「約束したのに。」そう言って君は憤った。

二人の女の子が何やら険しい表情で佇んでいる。勉強が手に付かない雰囲気。AさんもBさんも、いつもはもりもり学んでいるのに。「調子悪そうに見るけど」と声を掛ける。最初は「大丈夫です」という返事だったけれど、やっぱり進んでいない。休み時間なら深追…

さまざまな仕事

世の中にはいろいろな人がいて、様々な仕事をしている。その仕事の仕方も様々だ。 私が過去に働いた職場には、必ずと言っていいほど「前例踏襲」を大切にする人がいた。私に限らず、誰かが新しいことをやろうとすると、「去年はこうやっていました」「例年は…

「高橋なんて嫌いだ」とあの子は言った。

私の“やり方”には大きな欠点がある。ここ数年、私の実践テーマは“スクールカーストを壊すこと”である。5年前から問題意識を持ち、3年くらい前から少しずつ発信を始めた。今年は本格的にまとめに入っている。 スクールカーストを壊す、という目的を果たすこ…

戦いごっこ

いくつかの記事を読んだだけなので、詳細は分からない。けれど、記事を読んでいて考えた。1年生が集団で暴行。しかし、学校では「ポピュラーな遊び」と認識。 ああ、「戦いごっこ」かな。 戦いごっこ。地域によって呼び名は異なるかもしれないが、男の子が…

損した気分になっている原因

クラスの他の人が「些細な悪いこと」をしていると、大騒ぎをする子が時々いる。本当に些細なこと、例えば「座っている姿勢が悪い!」というようなことだ。それを見ると 「おい!ちゃんと座れよ!姿勢悪いだろ!」 などと大声で注意をする。私が 「授業中にそ…

素人

最近、ちょっと大き目の買い物をした。私はこういう時、徹底的にリサーチをする。データを集め、自分の使い方に合うものはどれか、検討に検討を重ねる。実際に見にも行く。お店の人に質問もする。 その一環としてネットの口コミやレビューを見るけれど……、う…

教員が得をさせてしまう

現在、「みんなのオンライン職員室」さんで5回連続の講座を担当させていただいています。 みんなのオンライン職員室 内容を簡単に言うと、「2000年代に起きた学級崩壊と、最近増えている学級崩壊では、原因が異なるんじゃないかな。私は現状を、教員が無意…

「人それぞれ」なのは分かっていたつもりだけれど

私は、ちょっとぐらい苦労をしてもいいから、自分の職能と成果を上げたいと思って仕事をしてきた。他の人の苦労を正確に把握できないので、人と比べてどうかは分からないが、私としては、自分なりに腕を磨いてきたつもりだし、その労力と比して十分だと感じ…

脳みそが回る。

今日は、とある一流企業で働く一流の方とじっくりお話させていただいた。 とてつもなく楽しい時間だった。 「学校」や「企業」や「国」や「自治体」という存在は、もはや幻想であること。具体的な「個」を大切にすることの意味と意義。 デジタル化を進めるた…

誉められた!

やった!あすこまさんに、誉めていただいた! と思ったのですが、いや、これは誉められたのではなく、面白がられただけなのかもしれない!笑笑 [読書]最適じゃなくてもいいのかも?授業づくりネットワークNo.40『個別最適な学び』 | あすこまっ! 冗談はさて…

報われるから

この仕事は、忙しいし、悩ましい。 「教師修行」という言葉はほとんど聞かなくなってしまったけれど、でも、日々修行だよなあと感じることが多々ある。 けれど、ちょっとしたことで、その辛さが帳消しになるのが、この仕事だ。昨日もあることで「ああ、教員…

ケツの穴が小さい

とあるオンラインの会に向けて、発表の準備を進めています。全6回の予定。まだ3回目までしか準備が終わっていませんが、はっきり言って、かなりの自信作です。イノベーター理論で学級経営を分析するという手垢のついた方法ですが、新しい着眼点を見つけた…

あけましておめでとうございます。

昨年は、私にとって大きな決断と変化の年でした。 今年は、その成果が問われる一年です。 やります。

ちょっと暗くなる

権利には敏感だが、自分の責任には鈍感。 自分と異なる意見を持つ人がいると、仲間を集めて複数人で反論する。 正しい発言ができるように学ぶよりも、正しそうに聞こえる発言方法に興味がある。 自分の正しさを通すためなら、不正や不法行為も厭わない。 少…

ご感想をお寄せください。

Amazonからの発送が始まったらしく、友人知人から「届きましたよ」という報告がきています。 個別最適な学び 授業づくりネットワークNo.40 学事出版 Amazon 大島さんが、私のクラスの参観レポートを書いてくださいました。流動型『学び合い』の授業です。授…

知らないのだな。

Twitterで絡んできた人たちの書き込みを見て、その人達が、正しい知識を持っていないことが分かった。就学援助制度のことをよく知らないで発言しているのだなあ。 私が指摘すると逆効果だろうし、慌てて検索して適当なことを更に書き散らしかねないので、や…

データに振り回される教員

SNSでの発信を再開しようと思っていた矢先、Twitterに書いた意見に反論を受け、色々考えた結果、Twitterは休止してブログでの発信をメインにすることに決めた。 Twitterでの出来事をかなり省略して書くと、 「公立の大変なところ」として「就学援助を受けて…

蕎麦湯とTwitter

以前、Twitterを頻繁に使っていた時に、蕎麦屋の女将さんから聞いた蕎麦湯の話を思い出した。 蕎麦湯には、蕎麦を食べて冷えたお腹を温めるという効果もあるが、もう一つ、別の意味がある。蕎麦つゆを薄めると味も薄まるが、どんなに薄めても出汁の風味は残…

ここはお家じゃないからね。

私は度々「ここはあなたの家じゃないからね」と子供たちに伝えている。勝手な振る舞いや言動を嗜める時によく使う言葉だ。学校と家庭の連携は重要だが、線引きは必要だというのが私の考えである。 そこに、私の「教室の管理者としての都合」があることは否定…

自己否定

私は、自分が変だと自覚している。でも、もともとはそれほど変な教員ではなかったはずだ。12〜13年前は、当時も今も主流とされるような一般的な方法で授業をしていたし、そこそこの成果をあげていたし、「結構頑張っているまあまあの先生」だったと言っても…

大島さん、ありがとうございます。

間もなく発売となる『授業づくりネットワーク』誌に、大島さんによる私のクラスの参観記録が掲載されます。 個別最適な学び (授業づくりネットワークNo.40) 学事出版 Amazon 『授業づくりネットワーク』に授業記録を掲載していただくのは2回目となります。…

頭は絶好調のはずなんだけれど。

最近、なんとなく好調です。絶好調と言ってもいいくらいに、今まで考え続けてきたことがクリアになっています。 が、なかなか文章にできないのです。 これはきっと、ブログの更新をさぼってきたからでしょう。書き続けないと、書けなくなる。分かっていたの…

校内研究と感謝

校内の研究授業が進められています。私のクラスの『学び合い』による授業を見ていただいたのが1学期。その後、ほぼほぼフルの『学び合い』による授業に挑戦してくれた同僚もいれば、部分的に『学び合い』を取り入れた授業(一斉指導とのハイブリッド。以前は…

「個別最適化」に対する違和感がほぐれてきた

金曜日には、ほぼ丸一日、上越教育大学の大島さんにクラスの様子を見ていただいた。「自分のクラスを一日中見られる」という経験は、過去に何度かある。本音を言えば、ちょっと大変だ。というのは、誤魔化しが効かないからである。1時間だけの授業なら、な…

見て頂いて、磨かれる

今日一日、私のクラスの様子を上越教育大学の大島先生に見て頂きました。 多くの子供たちは、ちょっと緊張していた様子。で、最初は少し硬くて、でも、時間が経つと緩み過ぎて、というある意味予想どおりの動き。けれど、こういう経験が集団を育てていくのだ…

教員はなかなか濃淡に気付かないのだろう

少し前から「教員は、一部の『気になる子』ばかり気にしてはいけない。まじめにコツコツとやる子も見るべきだ」という主張をしてきた。 私の目には、学校は、一部の子への特別な手立てを気にするあまり、他の子へはマイナスの影響を及ぼしているように見える…

怒りとガス抜き

『学び合い』(二重括弧の学び合い)に対する典型的な誤解の一つが、「分かる子が分からない子に教える」授業だということ。そういう場面“も”ありますが、子供たちの多様な関わりの一場面に過ぎません。失礼な言い方ですが「え?その程度しか見えないの?」…

失敗しかないのだ

金曜日、後悔する指導をしてしまった。 とある活動中に、ある子の行動に対して、大声で笑っている二人がいた。その二人は、悪意を込めて笑っているわけではないのは感じる。放っておっくという選択肢もあった。しかし、私は「笑われている子」の様子を見なが…

「大人になれなかった弟たちに……」の授業から。

勤務校は教科担任制である。私は高学年の国語の他に、中学校1クラスでも国語を担当している。 中学校で授業をするのは初めてのため、そこそこ苦労している。というのは、授業の準備に時間がかかる。ほとんどの教材が初めてだからね。でも、面白い。 今は、「…

違い

以前は、崩壊した学級を引き継ぐと、子供たちは教員のことが嫌いだった。元担任を口汚く罵る子供たちを止めたり、嗜めたりすることも多かった。 しかし、最近は違う。崩壊したクラスを引き継いでも、子供たちは教員のことが好きな場合が多い。元担任に会うと…