『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「みんなが出来る」から「みんなが伸びる」へ

『学び合い』の本体は「一人も見捨てたくない」という教員の心にある。西川先生は度々そう述べられています。なるほど、私もそう思います。もし私が「あの子は仕方ないか」と考えたら、授業は大いに変質します。例えば、私が喋る時間が長くなるでしょう。だ…

苦戦

今年は学級経営に苦戦しています。と書いてから気付いたのですが、そう言えば、毎年苦戦していますね。悩みながら仕事をするのが、私のスタイルなんでしょう。 思い出って絶対に美しく飾ってしまうから、過去の仕事を思い出して、「あの時のクラスは良かった…

同じ物なのか、違う物なのか

買い物をする時に思うのですが、物の値段ってあってないようなものですよね。昨日はショッピングモールに行ってデニムパンツを買ったのですが、店によって値段はバラバラ。ファストファッション店の1490円の物と、30000円近くする物は、果たして同じ「ジーパ…

大阪の準備

今日は朝から、来月の大阪でのセミナーに向けてあれこれ考えていました。話の大筋は、以前書いたこの話。私が「授業6段階説」と呼んでいるものです。そうか、これを考え始めてからもう3年になるのか。 3年前は、自分の授業がどう変化して来たのかをまとめ…

今年も

今日は学習発表会の代休。あまりにも体調が悪く、横になって過ごしていました。寝るつもりもなかったのに熟睡してしまい、あれ?と思って検温したら、37.5度。ということで、今も横になっています。 もしや、と思って検索したら、昨年も学習発表会の代休には…

成長と鈍化

勤務校には、3月に大学を出た新卒の講師の先生がいます。若い方には、色んな人が色んなことを言いますから、私はあまり話をしません。控えてあげないと混乱するでしょうからね。それでも、時々は助言めいたことを伝えるようにしています。 先日は、「授業、…

大阪

来月の25日に大阪に伺います。 11月25日 『学び合い』セミナー 『学び合い』を続けるために大切なこと 私は、『学び合い』を継続していくために必要な授業デザインについてお話します。以前まで私が「必須」だと考えていたことが、ちょっとだけ揺らいできま…

人生レベル

今日は頭を使いまくった1日でした。学級が一歩前に進む上で正念場を迎えているからです。学習発表会を目前に控えているので、忙しさから怠け心がムクムクとわいてしまいます。でも、何とか耐えて子供達をじっくり見ました。そして、語りました。 正直言って…

難しいことじゃなく

『学び合い』で生きる。 なんてことを書くと、ものすごく難しく取られてしまうかもしれません。 そう言えば、先日の『学び合い』仙南の会で「なぜだか分からないけれど、『学び合い』をものすごく高尚なものだと思っている方がいるらしい」という話題がでま…

『学び合い』で生きる

『学び合い』による授業を開始した当初は、学級への課題として「全員ができる」を求めます。今までは数人だけの小さな関わりで生活していた子供達が、より多くの仲間と関わり合うことに慣れるためです。『学び合い』を継続する中で、子供達は「無理なく永続…

仙南の会

『学び合い』仙南の会に久しぶりに出席しました。 『学び合い』はやり方ではなく考え方だ、と言われます。でも、本当は考え方でもなく、生き方なのでしょう。 そう感じるのは、仙南の会主催者のGさがそうだからです。今日もたくさんのエネルギーをいただき…

すんでの所で気づく

昨日のエントリに少々反応をいただきました。メッセージやコメントをくださったみなさん、ありがとうございます。もちろん、私も悩むし、苦しみます。教育という営みは難しく悩ましい。心からそう思います。 せっかく反応をいただいたので、昨日の続きを書き…

自己嫌悪

授業に対する「手立て」と言う時、「子供達を育てるための手立て」と「授業をうまく取り繕うための手立て」があるように思います。授業とは本来、45分をキレイに見せることが目的ではないはずなのにね。 今年の私はぶれていて、子供達を育てようという意識は…

『学び合い』がいい。そう言って彼は涙を流した

昨日と今日は、本当に学級の調子がイマイチ。木曜日と金曜日は私が出張で、しかも特別日程の4校時。その後に3連休。来週は学習発表会。学年での練習は、教員の連携不足でイマイチ。こういった悪い条件が重なって、子供達の動きは「目も当てられない状況」で…

何年も残るように

西川純先生のブログに、このようなことが書かれていました。 妄想 - 西川純のメモ - 『学び合い』 私としては 「一人も見捨てない」という願いを持たないままに『学び合い』っぽい授業スタイルを実施する先生 がどんどん出てきて欲しいと思っています。近く…

失礼

先日、ある方から極めて「失礼」なことを言われました。(このブログは読まない方です。) 以前は、失礼なことを言われると腹が立ちました。顔にも態度にも出ました。子供の頃なら手も出ましたが、さすがにオトナになってからはそんなことはできません。でも…

これが良いのか悪いのか

この休みはキャンプに来ました。 子供の頃からキャンプが好きです。ちょっとした非日常感を味わえるからです。 夜は焚き火をしながらビールを飲んで、あれこれ考えていました。が、一人で物思いにふけていると、1/3くらいは仕事のことを考えてしまいます。し…

人生レベルは想定外が前提

今日はとある学校の研究公開に助っ人スタッフとして参加。かなり忙しかったのですが、でも、充実した時間でした。 『学び合い』とは全く繋がりはない研究公開ですが、でも、数名、授業を「人生レベル」で考えようとしている方と話ができました。やっぱり、人…

薬はない

「効果がない」どころか「逆効果だ」と分かっているのに同じような指導を繰り返してしまう時があります。それは多分、以前の自分の失敗を認められず、「もう一度やれば奇跡的に効果があるかもしれない。そうなれば、以前の失敗を帳消しにできる」という、自…

教えることは学ぶこと

今日は、後輩のO君に頼まれて、若い先生方の勉強会に参加し、教材研究の話をしてきました。話過ぎないように気を付けたけれど、30分かかってしまいました。中身のある話をしようとすると、そのくらいになってしまうなあ。 そこでアレコレ話しながら、頭の中…

ぶれる

今年の私はぶれています。原因は明確で、判断基準が「子供」以外になってしまう時があるからです。 分かっているのに、できない。イライラします。

迷いましたが

恥ずかしいので、紹介するかどうか迷ったのですが…。小6教育技術さんの企画で、西川先生、堀先生と鼎談させて頂きました。 小六教育技術 2017年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/09/15 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 緊張…

楽しみがあるから、頑張れる

娘の誕生日プレゼントに3DSを贈りました。今まで友達がやっていても我慢していたので、すこぶる嬉しそうです。 約束は、宿題などやるべきことが終わってからやることと、1日30分、の2つ。今日もさっさと宿題を終わらせて、30分やってました。 ゲームがやり…

操れるの?

学校にはたくさんの「思い込み」があって、それが正しいかどうか、必要かどうかを判断することが難しくて、どんどん自分たちで仕事を大変にしているよなあ。そんな風に感じることが時々あります。 「子供達を意のままに操れるのが良い教員。そのための力が指…