『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

学校のあれこれ

切った尻尾は戻らない

架空の話である。 A先生が勤める学校では、産休に入った先生の後補充が決まらず、学級担任が一人足りない状況が続いていた。7学年が担任代わりとなっていたが、なかなか大変な状況であった。 しかし、やっと講師の先生が見つかり、一安心。と思ったのも束の…

誰かに期待し過ぎずに

多くの教員が同じような不満を述べる。管理職がちゃんと仕事をしていない。行政は現場を分かっていない。保護者は学校に任せ過ぎだ。子供たちが様々な問題を抱えている時代になった。分かる。私も感じる。 多くの上に立つ人も、教員に不満を述べる。人材が足…

揃える、ということ

20代のころは、学年で“揃える”ことの意味を理解していなかった。あれは、主任が私を守ってくれていたのだ。 30代は単学級でほとんどを過ごしたから、学年で揃える必要がなくて気楽だったが、その分、学校で揃えることが煩わしくて、反発する気持ちがあった。…

恥ずかしくないのかな

教員「これから、クラスの係活動を決めます。希望調査用紙を配りますので、どんな係をやりたいか書いてください。希望は必ず第3希望まで書くようにしましょう」 児童「やりたい係が1つしかないのですが、どうすればいいですか」 教員「絶対に3つ書くように…

ズレていく感覚

様々な方から、苦しい学校の話を聞く。本来なら「ハミ出し者」であるはずの私のようなタイプが教員生活を楽しみ、従来の価値観で言えば王道且つ真っ当なタイプの方が、息も絶え絶えになっている話も聞く。 私個人としては、そうなっていく傾向もかなり前に掴…

先人の教えは正しい

職員室で起きることは、教室でも起きる。 教室で起きることは、職員室でも起きる。 先人の教えは正しいなあ。 ここ数年、いわゆる「スクール・カースト」について考えてきた。なぜ、教室にスクール・カーストができてしまうのか。その答えは簡単で、職員室に…

先見の不明

ある種の覚悟を決めて書く。 私は、今年、校内のあることについて2点「これではダメだ。こうすべきだ」ということを主張してきた。しかし、周囲は理解不能だったと思う。 「いやいや、高橋さん、そんなわけないでしょう。プラスになることはあっても、マイナ…

卒なくこなす

もし私が20歳若く、2020年の学校に初任者として赴任したら、どんな風に仕事をしただろうか。そんなことをふと考えた。今でも大人になりきれない私だが、若い頃は更にひどかった。上の言うことを素直に聞く気がなかった。よく怒られた。でも、それが許される…

成長に寄与しない学校

以前、石川さんが、授業づくりネットワーク誌No.30『授業記録を読もう!書こう!』の中でこんなことを書いていた。 小島先生の深追いしないスタンスは男の子のすごしやすさにある程度つながっているが、学びやすさにはつながっていないように見える。 ※小島…

まずは初日

三日連続の研究授業、今日は初日だった。 今日の授業はある意味で、予定通りのイマイチさ。というのは、私が得意とする「同じような内容を3〜4回続ける授業」の1回目だったからだ。 昨年度の校内研究では、「四角柱の体積を、縦×横×高さ・底面積×高さの2つの…

伸び代

若い先生の授業を見た。 昨年度より、格段に腕が上がっている。ベテランの先生と二人で「落ち着いていますね」と感心した。 更には、先月「こんなことに気を付けてみて」と伝えたことが、ちゃんと改善されている。ま、私の影響かどうかは分からないけどね。 …

積極的保護者対応と消極的保護者対応

昔の話なので、記憶が曖昧なのだけれど、1981年の「生徒指導の手引き」で取り上げられて以来、「積極的生徒指導と消極的生徒指導」という言葉が広く使われるようになった。今は、以前ほどはこの言葉を聞かなくなった。私が教員採用試験を受けた20数年前は、…

そういう時期

私の勤務校は5月末から再開した。4週間が経過。少なくない先生が苦しさを感じ始める時期だ。6月から再開した学校もそろそろ苦しい時期だよね。 いや、例年の比ではない。例年よりも確実に難しく、苦しいだろう。3か月のブランクは思っていた以上にキツい。…

何かあって当たり前

堀さんの言葉には多大な影響を受けているが、中でもとりわけ好きなのが、この言葉である。 トラブルは起こるものと考えましょう。相手は子どもなのです。トラブルを起こさない子ども集団など、むしろ異常な集団です。「トラブルを起こさない」と考えずに、「…

『学び合い』を広めるということ

単学級の学校で『学び合い』をしていた時にも、勤務校内で仲間を作れるよう、積極的に動いてきた。一人より二人。二人より三人。仲間は多い方が良い。 現任校では、ありがたいことに転勤一年目から、同学年を組んだ先生が『学び合い』で授業をしてくれた。さ…

センス

同僚の何人かが、『学び合い』に挑戦してくれています。今日、ある先生がこう言いました。 「学び合いの授業の方が、自分で授業をしているよりも、疲れます。」 若い先生のこの言葉に、私はセンスの高さを感じます。そして、責任を持って育てなければならな…

3パターン

今年は研究主任である。考えてみると久しぶりだ。 今年度は、当初の予定どおりに校内研究を進められるはずがない。しかし、我々は研究と修養の義務がある。そこで、 5月から学校が再開されて、その後も授業を行える場合 学校の再開は遅れても、その後は授業…

要らぬ心配

今のところ、休校は5月6日まで。7日から学校再開の予定である。ということは、もし予定が変更になるとしたら、連休前の1日に決定&連絡をしなければならない。もしくは、誰かしらが休日出勤をすることになるのかも。これが11日再開なら、少しはマシだけ…

何のための場か

私が子供たちに度々語ることに「学校は学ぶための場である。だから、一生懸命に学ぶ方が学校を楽しめる」という話がある。別に勉強が何よりも大切なわけではない。もし、サッカーチームの練習中にグラウンドで教科書を開いていたら邪魔だ。ふざけて遊んでい…

束の間の喜び

今日は始業式。新年度が始まった。今年は2年生担任である。久しぶりの低学年だ。今日の3時間だけでも、やっぱり楽しかった。そして、2年生は可愛い。 学校に子供たちが戻ってくるとやはり嬉しく感じてしまう。子供たちがいなければ、学校ではないもんね。 …

時代は動いている

まだ始業式前なので詳しいことは書けないが、新年度が始まり、少しずつ準備を進めている。 ここ数年、『学び合い』で授業をすることが非常に楽になったのを感じる。『学び合い』を知っている同僚が増え、訝しがられることが減っているからだ。更には、『学び…

明日は卒業式である。

明日は卒業式である。3月に入ってからずっと休校だったので、練習はほとんどできていない。ほぼぶっつけ本番だ。 別に、見た目を立派に整えたいとは思わない。でも、なかなか見通しが立たない状況なので、焦る気持ちもある。 あれはどうしよう。 これはどう…

戻りたいのです。戻したいのです。

今回の新型コロナウィルス感染拡大予防に関わる休校で、少なくない人が 「これで学校が変わるんじゃないか」 と期待しているようだ。 曰く、ICT教育が進むんじゃないか。 曰く、余計な行事の削減が進むんじゃないか。 曰く、学校の価値が見直されるんじゃな…

誰のため?

昔から学校は「子供達のために」と無理を重ねてきた。学校の多忙化は、子供達のために、を積み重ねたことに原因があると考えている人も多いようだ。 しかし、私の考えは違う。今の学校の苦しさは「保護者のために」「地域のために」とサービスを拡大したこと…

少しだけ、自分を誇る

他学年の若い同僚が、放課後におずおずと私のところへ。 「来週、授業参観でやる授業について相談させて頂きたいのですが、宜しいでしょうか。土日にどんな授業にするか考えてくるので…」 それを聞いて、私は即答。 「それより、今のうちに一緒に考えましょ…

なぜ、初日からアクセルを踏むのか

冬休みが終わり、今日から授業。勤務校は二期制なので、1時間目には「2学期後半始まりの会」があり、2〜5時間目は授業時数だった。 少し悩んだが「普通」に授業をした。ここ数年で、地方の学校でも「休み明けはやっと学校に辿り着いている子」が増えている印…

何度もやったから

勤務校は二期制なので、「3学期」がないのですが、明日からいわゆる3学期が始まります。 今日はサラッと学年で打ち合わせ。今後の進め方を確認しました。が、きっと忙しいなあ。忙しいのが分かっているので、憂鬱です。妻は私以上に仕事がハードなので、私…

『学び合い』で楽になる?

「学校の職場環境はブラックだ。教員の働き方改革が必要だ」 そんな報道が様々なメディアでなされている。私は最初、これを歓迎していた。この波に乗って、学校が少しでも働きやすくなって欲しい、見た目を整えるためではなく教育効果を高めるための仕事に労…

自己評価不可

私は「異端」の教員だと自覚している。だから、私を受け入れてくれる人ばかりとは限らない。特に、転勤一年目は本当に不安。今年も、いまだに不安だ。 だから、赴任するとまずは周囲を観察する。そして、戦略を立てる。「異端」な自分が、この学校でハマる場…

追い込まれた学校と、そこからの前向きな逃走

「学校評価アンケート」によって、多くの教員が「好かれなくてはならない」「気に入られなければならない」という思い込みに苦しんでいる。私は気にし過ぎる性格なので、アンケート結果は意図的に、なるべく気にしないようにして、基本的には楽しく仕事をし…