『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

恥ずかしくないのかな

教員「これから、クラスの係活動を決めます。希望調査用紙を配りますので、どんな係をやりたいか書いてください。希望は必ず第3希望まで書くようにしましょう」

児童「やりたい係が1つしかないのですが、どうすればいいですか」

教員「絶対に3つ書くようにしましょう。もし、空欄がある場合は、何でもよいのだと判断します」

児童「希望した係に必ずなれるんですか」

教員「いえ、そうとは限りません。クラス内のバランスや適性を見て、決定します。

 全員の希望を満たすことは難しいので、『先生に一任』と書いてもらえると助かります」

 

もしも、こんなクラスがあったら、笑ってしまう。こういう決め方をしたくなるのは、管理者(ここでは担任)が、メンバー(ここでは児童)を信頼していないから起きる。言葉の端々に「わがまま言うなよ!」という気持ちが透けて見える。「一任って書いて」はかなり恥ずかしい。「私が困らなように、皆さんが我慢してください」ってことだ。係活動をこぞって「先生に一任」するクラスなんて私は嫌だな。子供たちの主体性はどこにあるのよ!?

まあ、こんな「担任」は見たことない(わけじゃないのが、ちょっとつらい)。

 

で、間もなくこういう季節になっていく。

 

??「これから、来年度に向けて希望調査用紙を配りますので、皆さんの希望を書いてください。希望は必ず第3希望まで書くようにしましょう。必ず希望に添えるとは限りません。全体のバランスや適性を見て、決定します」

 

わっはっは。笑っちゃうね。