『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

体調不良と上昇傾向

ここ数日、体調がすこぶる悪く、更新が滞っています。すみません。

 

が、ゴールデンウィーク明けの学級は上昇傾向。ちょっとずつ私の濃さに、子供たちが慣れてきてくれたようです。ある子の
「俺、3年生になって変わった!」
という発言をきっかけに、金曜日のジャーナルは「3年生になってがんばったこと・せい長したこと」をテーマにしました。

人にやさしくなった。
ともだちがふえた。
じぶんがすきになった。

そんな言葉が並ぶ中に、やっぱりと言うかなんと言うか、「とくにありません」の文字も。まあ、そうだよね。やっぱり「責任」も感じますし、落ち込みます。

でも、へこんでいてはいけないのです。「何言ってんだよー。成長してるよー。これから、もっと成長していけよー!」って笑顔で求めていくのです。そして、万が一、本当に「成長できない人」がいても、それも包み込んでいくのです。ここで「なんで成長できないなんて言うんだ!」なんて硬くなっては、せっかくの上昇傾向を止めてしまいます。柔らかさって大切だよね。そして、爽やかに!


来週は運動会があるので、運動会後の「もりもり学ぶ時期」に向け、ちゃくちゃくと準備は進んでいます。早く「単元『学び合い』」の準備に取り掛からなくっちゃ。子供たちはちゃんと育っているのに、私のせいで更新だけじゃなく、学級も滞っています。まずいまずい。

捉われ

分かったようなことをグダグダと述べ、偉そうにしている(と思われがちな)私ですが、実際は当然ながら迷ったり悩んだりして日々を送っています。今日も
「ああ、分かっていないよな、俺」
と感じて落ち込むことがありました。

4月はどうしても、周囲の目が気になりました。ですから、目立たないようにしてきました。また、他の方から見て「いい先生」「いい学級経営」と言ってもらえるように、『学び合い』のセオリーに反することもしてしまいがちでした。これが、転勤して2年目・3年目となっていけば、そんなことしないんですけれど。

今日、自分で気づいたのは「子供たちをビシッとさせるのがいい先生だと他の人は皆んな思っているに違いない、という思い込み」です。その結果、必要以上に「とりあえず、今はビシッとさせなくちゃ!」と勘違い行動。まあ、私の「ビシッと」は他の方から見ればかなりダルンダルンですけれどね。
私は、周囲から浮くことが多いため、他の方々は私とは真逆の価値観を持っているんじゃないか、という勘違いに捉われているのでしょう。そんなわけはありません。価値観なんて十人十色なんですから。

と分かっていてもなかなか抜け出せないもの。そういえば、イマキヨさんがどこかで
「小学校の『学び合い』実践者は、周囲の目を気にしすぎ」
というような趣旨のことを書いていたような気がします。(イマキヨさん、違っていたらすみません。)
イマキヨさんがそう言ったかどうかはおいといて、自分でもそう思います。