『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

幸せ

昨日の午前中は、昔の教え子にお誘いをいただき、とある高校の文化祭へ。数年前に担任していたクラスの約半数が進学した高校なので、たくさんの教え子や保護者さんと再会できた。教え子の成長した姿を見られるのは、本当に嬉しいことだ。

帰りの車で、卒業式のことを思い出し、涙。そうだ、あの時も式では泣かなかったのに、帰りの車で涙が止まらなくなったなあ。

 

午後は来年発売予定の書籍の校正。やっと販売が見えてきた。ありがたいことだし、これもまた、幸せなことだ。

「活字離れ」「教育書が売れない」と言われるこのご時世にも関わらず、200ページ近くになる予定である。最近の売れ筋の教育書と比べ、1.5倍の分量。厚くなりそうだ。ノウハウは書いておらず、私の「実践記録」のような内容である。

でも、出版社さんは2000円以下の値段を付けてくれた。厚くて、熱くて、安い!お買い得である。Amazonで予約も始まっている。皆様のお手に取っていただければ、これまた幸いです。

 

 

 




見落としている

6月の仙台の会、そして、先月の函館の会で私は

「目立つ子ばかり見ていて、まじめにコツコツとやる子を気にも留めない教員が、子供たちに嫌な上下関係を生む」

と主張した。

世の中には同じようなことを考えている方が、きっとどこかにいらっしゃるだろうと思って、あれこれ検索してみると、やはりそうだった。

学級崩壊の原因はここだった!  気にならない子を「気にとめる」「見落とさない」指導法!

学級崩壊の原因はここだった! 気にならない子を「気にとめる」「見落とさない」指導法!

 

まだ発売にはなっていないけれど、商品紹介にはこう書かれている。

大人しく真面目で問題がないと思われている「気にならない子」への対応こそが、クラスの荒れを防ぎ、崩壊させないカギだった! 問題行動や不適応行動を起こす少数の「気になる子」への指導ばかりに目くじらを立て、躍起になっていても指導は通らず逆効果。教師も子どももストレスフルで、クラスのまとまりはつかず、どんどん崩壊へと向かってしまいます。…(以下略)

       Amazonの商品紹介より

私はこの問題を「いじめ」という観点から考えたが、学級崩壊の面から切り込む事も十分に理解できる。

久しぶりに、教育書を読んでみようかな、と感じた。

爆発寸前

今日は危なかった。学級づくりや授業づくりや指導技術について、爆発的に語り尽くしたい欲求にかられ、ちょっと漏れてしまった。でも、私の爽やかさは尋常ではないのだ。不用意に漏らすと凍てつく波動が発生する。周囲の人々が頑張ってこつこつと高めてきた防御力を元に戻してしまい、結果として大ダメージを与えることになる。過去に何度も失敗したじゃないか。

息を止め、言葉を飲み込み、自分を戒め、ブレーキをかけた。

ただ、このままだと欲求が爆発しかねない。

さて、どうしようか。