幸せ
昨日の午前中は、昔の教え子にお誘いをいただき、とある高校の文化祭へ。数年前に担任していたクラスの約半数が進学した高校なので、たくさんの教え子や保護者さんと再会できた。教え子の成長した姿を見られるのは、本当に嬉しいことだ。
帰りの車で、卒業式のことを思い出し、涙。そうだ、あの時も式では泣かなかったのに、帰りの車で涙が止まらなくなったなあ。
午後は来年発売予定の書籍の校正。やっと販売が見えてきた。ありがたいことだし、これもまた、幸せなことだ。
「活字離れ」「教育書が売れない」と言われるこのご時世にも関わらず、200ページ近くになる予定である。最近の売れ筋の教育書と比べ、1.5倍の分量。厚くなりそうだ。ノウハウは書いておらず、私の「実践記録」のような内容である。
でも、出版社さんは2000円以下の値段を付けてくれた。厚くて、熱くて、安い!お買い得である。Amazonで予約も始まっている。皆様のお手に取っていただければ、これまた幸いです。
見落としている
6月の仙台の会、そして、先月の函館の会で私は
「目立つ子ばかり見ていて、まじめにコツコツとやる子を気にも留めない教員が、子供たちに嫌な上下関係を生む」
と主張した。
世の中には同じようなことを考えている方が、きっとどこかにいらっしゃるだろうと思って、あれこれ検索してみると、やはりそうだった。
学級崩壊の原因はここだった! 気にならない子を「気にとめる」「見落とさない」指導法!
- 作者: 城ヶ?滋雄
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 2019/10/29
- メディア: 単行本
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まだ発売にはなっていないけれど、商品紹介にはこう書かれている。
大人しく真面目で問題がないと思われている「気にならない子」への対応こそが、クラスの荒れを防ぎ、崩壊させないカギだった! 問題行動や不適応行動を起こす少数の「気になる子」への指導ばかりに目くじらを立て、躍起になっていても指導は通らず逆効果。教師も子どももストレスフルで、クラスのまとまりはつかず、どんどん崩壊へと向かってしまいます。…(以下略)
Amazonの商品紹介より
私はこの問題を「いじめ」という観点から考えたが、学級崩壊の面から切り込む事も十分に理解できる。
久しぶりに、教育書を読んでみようかな、と感じた。