『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

失礼

先日、ある方から極めて「失礼」なことを言われました。(このブログは読まない方です。)

以前は、失礼なことを言われると腹が立ちました。顔にも態度にも出ました。子供の頃なら手も出ましたが、さすがにオトナになってからはそんなことはできません。でも、攻撃的な対応をしていたと思います。

 

が、今回はそれほど怒りはわきませんでした。その代わり、残念に感じました。いつのころからか、こういう時には残念な気待ちになるのです。

私としては基本的に相手を「尊重」するようにしているのですが、そういう人はどうしても尊重できなくなってしまいます。そういう人が増えるのは、私にとって損です。それが残念なのです。

同時に、自分が知らず知らずにとっている失礼な態度も思い当たります。人のふり見て我がふり直せ、ですが、これがなかなか難しいですね。

これが良いのか悪いのか

この休みはキャンプに来ました。

子供の頃からキャンプが好きです。ちょっとした非日常感を味わえるからです。

 

夜は焚き火をしながらビールを飲んで、あれこれ考えていました。が、一人で物思いにふけていると、1/3くらいは仕事のことを考えてしまいます。しかも、スマホでメールも読めるし、Keynoteもできるし…。これが良いのか悪いのかは分かりませんが、まあ、これが私なんですね。

人生レベルは想定外が前提

今日はとある学校の研究公開に助っ人スタッフとして参加。かなり忙しかったのですが、でも、充実した時間でした。

『学び合い』とは全く繋がりはない研究公開ですが、でも、数名、授業を「人生レベル」で考えようとしている方と話ができました。やっぱり、人生レベルを目指すと、「子供達を信じて任せる」方向に向かうんですよね。

 

一方、「子供達に何をさせるか」という「活動レベル」で考えていると、子供達をどう上手く誘導するか、という話になってしまうのでしょう。例えば

「教員が落とし所を持っていて、そこに子供達を誘うのが大切。強引にもって行ってはいけない」

なんていうように。だって、活動自体が目的となっている場合は、想定した活動をしてもらえなかったら、困りますからね。

でも、こんな子供達って危険ですよね。30人もの子供達が、一人の人間が用意した結論に、たった45分で上手く誘導されてしまうなんて。しかも、強引じゃなく、主体的にそこに向かったと思わされてしまうなんて。相手が詐欺師だったら、壺とか健康器具とか買わされまくってしまう集団ができてしまいます!!将来が心配でたまりません。

というわけで、子供がどんな人生を送って欲しいかというレベルで授業を考えたら、教員の想定通りに動かない子供達を育てなきゃいけないでしょう。となると、子供に任せるしかないんですよ。だって、教員の想定外の活動ができるようになって欲しいんですから。

それにしても、楽しい一日でした。