『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

良い子を作らない。

教師が「個」にこだわってはいけません。
教師が「個」の理解を把握することはできません。

教師は「集団」にこだわらなければいけません。
「個」の理解にこだわる「集団」作りにこだわるのです。

だからまず、集団の土台を築くことが重要です。
「個」にこだわれる子を育てるのです。
それは「教師の言う通りに他の子を助けてあげる"良い子"」を作るのではありません。


「自分が伸びるためには、集団全体を伸ばさなくてはいけないのだ」
「他者に説明することで、自分の力が伸ばせるのだ」
「一緒に勉強するって楽しい」
「他の学校の人たちに勝つには、仲間の助けがいるな」
そういうことを理解している子が必要なのです。


「良い子」は長くは続きません。
それを強いられた子は、一生恨みます。教師を恨むのです。