良い子を作らない。
教師が「個」にこだわってはいけません。
教師が「個」の理解を把握することはできません。
教師は「集団」にこだわらなければいけません。
「個」の理解にこだわる「集団」作りにこだわるのです。
だからまず、集団の土台を築くことが重要です。
「個」にこだわれる子を育てるのです。
それは「教師の言う通りに他の子を助けてあげる"良い子"」を作るのではありません。
「自分が伸びるためには、集団全体を伸ばさなくてはいけないのだ」
「他者に説明することで、自分の力が伸ばせるのだ」
「一緒に勉強するって楽しい」
「他の学校の人たちに勝つには、仲間の助けがいるな」
そういうことを理解している子が必要なのです。
「良い子」は長くは続きません。
それを強いられた子は、一生恨みます。教師を恨むのです。