『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

シンプルなのがいいよね。

体育は、最後の単元。器械運動の「マット運動」です。


今日の授業はこんな感じでした。
前の授業が終わると、わたしは一度職員室へ。教務主任兼務なので、職員室に行って、捺印する書類がないか確認するためです。
それが終わって教室に戻ると、置いてけぼり。子供たちは体育館に出発済み。マットの準備をしています。
それが終わったら、整列と挨拶をして(わたしは、体育だけは整列と始まりのあいさつをきちっとします。指導要領に書いてあるので。)、準備運動をしたら、
「自分が取り組む技をはっきりと持ってやりましょうね。何となく練習してはいけないよ」
と短く語って
「では、どうぞ」
です。


その後は、ずーーーーっと練習しています。
わたしは、今日は「見本をみせてください」と頼まれて、伸膝後転をやってみせた以外は、出番なし。
時間がきたら片づけて、挨拶をして終了です。


単元の始まりで、学習指導要領で例示されている技と、発展的な技の説明はわたしがしました。また、やっても見せました。
それ以外は、特になし。
例えば、ワークシートとか、記録表なんかも無し。
あるのは、マットと子供同士の関わりだけ。


ああ、『学び合い』だなあと思いました。思えました。
こういう授業なら、強い光の陰に隠れ、苦しむ子が出ないで済むだろうなと感じました。
やっぱり、シンプルな授業が強いと思います。


なぜ、シンプルな方が良いのかというのを、これから言語化にチャレンジしたいと思います。