『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

第29回東書教育賞優秀賞を受賞しました

タイトルの通り,第29回東書教育賞優秀賞を受賞することができました。
内容は,「みゆき会」で取り組んでいるインタラクティブカリキュラムについてです。
ただし,インタラクティブカリキュラムという言葉は,審査員に理解されにくいのではないかと考え,「つながる国語科」という表現で実践論文を書きました。論文は,間もなく東京書籍のHPに掲載されると思います。


さて。
「みゆき会」とは,坂内智之さん,古田直之さん,そして私,高橋尚幸の3人で結成した会です。
今までは3人が別々にブログやTwitterFacebook等で発信していきましたが,これからは3人が組んで行う活動を増やしていく予定です。
でも,みゆき会が行っている授業は,あまり一般的でないというか,多くの先生が見て直ぐに「やれそう!」と感じる類の実践ではないと思います。けれど,私たちとしては,決して奇をてらった変わったことをやろうとしているわけではありません。子供達の力を伸ばすことを第一に考え,そのために必要だと思うことを積み重ねているのです。
今回,東書教育賞に応募した目的は,我々の授業が,風変りな珍品なのではなく,子供達の力を伸ばす実践であるということを,対外的に示すことにありました。賞を頂けたことによって,私たちのやっていることが子供達にとって意味のあるものだと認めて頂けた,と受け取っております。大変にありがたいことです。


実践論文の中でも書きましたが,私たちの実践は,特別な道具を使うわけでも,地理的・地域的な特性を活用するわけでもなく,日本全国どこの教室でも行えるものだと思います。ただ,必要なものはあります。そして,正直に言えば,それは誰もが簡単に真似できるものではないと思っています。でも,分かってくれる人は必ず居るし,必要としてくれる人もいると思っています。


じゃあ,必要なものとは,何なのか。


深〜い話はブログには書ききれませんし,「無料の情報」は真剣に受け止めてもらえない恐れもあります。ですので,直接お伝えする場を設けたり,きちんとまとめてお伝えしたりできるようになることが,これから私と,私たち「みゆき会」のやるべき事かなあと考えています。


今回の受賞を励みに,より広く,高く,実践を積み重ねていきたいと思います。