『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ギリギリセーフの男

わたしは,残念ながら,完璧な人間ではありません。
完璧だったらいいのになあ。でも,違うんですよね。
しょっちゅう,ミスをします。
今日も,ある子を注意したら,その子が注意されるような行動をとった原因はわたしにあった,ということがありました。この時は直ぐに謝りましたが,わたしが間違っていながら謝罪しなかった,なんてことは何回もあったことでしょう。


そういうことは,限りなくゼロにしたい。そう思うことは絶対に必要です。
けれど,完璧にはなれないという自覚も極めて重要です。
そういう思いがないと,ミスを重ねていくことになります。


子供達は優しいので,そういうことが何回かあっても,許してくれます。次のチャンスをくれます。
が,そのチャンスの回数は,年齢と反比例。
若いうちは寛容ですが,段々とミスが許されなくなっていきます。許容範囲を超えたら,アウト!子供達に見切りをつけられます。


人間は,自分のことを「若い」と思いたいものです。もしくは,若いころの経験から「前はあれくらい許されたのだからから,今も同じくらい大丈夫だろう」と思っているのかも。昔のように沢山のミスが許されると思って仕事をしている教師が多いかもしれません。
でも,そんな風に考えていたら,学校側は大丈夫だと思っていても,子供達(と保護者さん)は,担任にとっくに見切りをつけているのかもしれません。


去年はセーフでも,安心はできません。
去年と同じクオリティーで仕事をしていたら,今年はアウトになる可能性があります。だって,確実に年を重ねてますから。
教師である以上,常に成長を目指していかないと,いつアウトになるか分かりません。
わたしは常に,ギリギリで,やっとやっとセーフになっているくらいなモンです。(イヤイヤ,「アウトだよ!」と思われているかもしれませんね)
だから,もっともっと成長したくてたまりません。
もっともっと!と,子供達の幸せを願わずにはいられません。