『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

これからは教材研究や課題づくりについて発信してみようかな、と思っています。

私は『学び合い』の教材研究や課題づくりに関する発信をほとんどしてきませんでした。
少し前に「単元進行表」をブログにアップしたことがあります。その結果、
「私も単元の『学び合い』をやってみたんですけれど、うまくいかないんです。どうすればいいですか」
という相談がたくさんきました。実際にお会いできる距離の方には直接会って助言したこともあります。けれど、そんなことをできる相手は限られています。考えた結果、その手の発信はほとんどしなくなりました。

前回の「みゆき会・カリマネセミナー」の時には、私の指導要領の読み方、課題づくりの考え方についてご説明しました。前回と言っても2年3か月も経っています。その間にも自分にとってちょっとしたブレイクスルーがありました。課題づくりについては、この2年で一歩も二歩も進化したと思っています。
そのベースは、私が20代の時の経験があります。学習指導要領を熟読したり、使用しているもの以外の他社の教科書や過去の教科書と比較しながら教科書を読んだり、自作のプリントが指導事項とどう「ズレているか」を指摘されたり。そんな経験です。
昨日と一昨日のセミナーでは、坂内さんが指導要領に関する話をされていました。私が考えていることと重なる内容でした。
また、堀さんから『学び合い』の課題に関する鋭い指摘もありました。課題について意図的に書かずにいたことを、反省しました。


今後は、課題に関わる発信もしてみようかなと思います。大阪の要さんから、教材研究の話をしてくれという依頼も受けているので、ちょうどいいですね。私の個人的な事情で日程が決められずにいるのですが、少しずつ準備をしておこうと思います。「こんな凄い課題でやっています」という話ではありません。「なぜ、高橋の学級は『この程度』の課題と説明で子供たちが学べるのか」という発信です。次の挑戦ですね。