三行
Twitterで、「三行教育技術」という企画(?)が行われています。私もいくつか投稿してみました。
先輩に教わった算数授業導入の技
— 高橋 尚幸 (@naotaka007) 2019年12月30日
1.前時にやった問題を出して、すぐに答え合わせ。
2.本時の問題を出して、「どこが違う?」と聞く。
3.「じゃあ、今日はそこを勉強しよう」#三行教育技術
『学び合い』で、答えが違うのにそれに気付かない子がいる時の技
— 高橋 尚幸 (@naotaka007) 2020年1月1日
1 大きめの声で「あれ?違うなあ」と独り言を言う。
2 学級全体に「答えが違うのに、🆗のサインしている人がいるよ。確認してね」と呼びかける。
3 教員が教えるよりも、関わり合いを促すことで解決します。#三行教育技術
教育書が売れない時代。「こんな軽いモノじゃ駄目だ」と言うより、こういうところから、「もっと知りたい」と考える教員が増えたら嬉しいな。
自分で選びたい子、そうじゃない子
私は基本的に「子供たちが自分で選べる」ことを大切にしています。学び方を自分で選ぶ、誰と学ぶかを自分で選ぶ、どこで学ぶかを自分で選ぶ、そして、時間割も選べるようにしてあげたいと思っています。少し前に取り組んだその実践を、この本に書きました。
私は「子供たちは、自分で選びたいはずだ」と思い込みがち。私自身がそういう子供だったし、我が子もそうだから。でも、それを喜ばない子もいることを忘れてはいけません。自分で選ぶのは苦しい。誰かに決めて欲しい。そう考えている子がいるんです。しかも、私の感覚だと、子供に限らず、そういう人がどんどん増えているようです。
その背景には、新自由主義と自己責任論があると考えています。世の中が失敗を許さない。その中で生きていると、自分で責任を負わない生き方、問題を先延ばしにする生き方が広がっていくのは仕方ないでしょう。教員の世界だって、「スタンダード」が定められたことで、ホッとしている教員が多いのではないでしょうか。文句を言う人のほとんどは、自分の今までのやり方を変えたくないだけで、新しい地平を切り拓きたいわけではありません。このブログを定期的に読んでくれているような人は、変わり者でしょうから、スタンダードの広がりを足枷だと感じているかもしれませんが。
子供たちも同じようなものだとすると、自分で選びたい子の方が少数派で、誰かに決めて欲しい子の方が多数派な可能性が高いのかも。だから、私も「4月は高橋先生の言うことが信じられなかった」「変な先生だと思った」とよく言われます。
それに、『学び合い』を続けていても、「先生に決めて欲しい」「もう少し先生に助けて欲しい」という声は度々聞こえます。こういう時には、私も悩みます。そして、ブレます。元々、子供たちのために汗をかくのは嫌いじゃありません。だから、思わず私があれこれやってしまいがち。
が、そうすると、クラスがうまく回らなくなります。今まで引っ張ってくれていた「自分で決めたい子」が引っ込んでしまうからです。
子供たちは一様ではありません。その間でうまく「バランスをとる」と言うのは簡単ですが、それもまた難しい。「どちらも大事」なんて言っていると、失敗します。私は思い切り「自分で決める」方に舵を切ってしまっているわけですが、それもまた、苦しいものです。だから、『学び合い』は難しい。。。
最近はそこに、子供たちとは別に、プラスαのバラストが加わっています。いやあ、これがなかなか大変で。ちなみに、この話は、2月の札幌でお話しするつもりです。
そりゃあ、CDが売れなくなるよね
娘がiPod touchを使い始めたので、Apple Musicのファミリープランに入った。それ以来、色々な音楽を聴きまくっている。今週は「各年代の名盤個人的トップ3を選んで聴く」ことにした。
50年代はよく分からないので、60年代から。個人的な好みだけどから、迷うことなくこの3つ。
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(50周年記念2CDエディション)
- アーティスト:ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2019/10/02
- メディア: CD
この辺の音楽が好きなのは、父の影響である。父が好きなのはこれだけれど
さすがに上記の3枚には勝てない。それに、「明日に架ける橋」は70年だし。
70年代は、2枚はすぐに決まった。
ピストルズよりクラッシュなのは、リアルタイムで聴いていない40代の私としては、時代の空気よりも「今聴いて楽しいのはクラッシュ」なんだな。
で、あと一枚が決まらなくて…。
映画の大ヒットを受けて、クイーンのこの2枚から選んでもいいかな。
でも、アメリカからも選んでバランスを取るためにも、こっちかな。
ということで、70年代は選びきれず。
次は80年代!と思ったら、私はこの時代のアルバムがよく分からない…。中学生の頃は、ブルーハーツとビートルズで過ごしていたからなー。私にとっての80年代はこれ!!
でも、Apple Musicでは、ブルーハーツが聴けないのだ。残念!
80年代というと、U2とか、The Smithsとか?本当に分からない。
90年代は、私は高校生や大学生。この頃の私はマイナーバンド好きだったので、メジャーなアルバムは知らない。個人的に選ぶなら、これ!
こぼれたミルクに泣かないで<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)
- アーティスト:ジェリーフィッシュ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: CD
好きだったなー、ジェリーフィッシュ!今でも時々聴いている。
あとは、これだ!
ベン・フォールズ・ファイブ!これもずっと聞いている。
でも、どちらも、世間的には無名ですね。
一般的に「90年代の名盤ベスト3」と言えば、これらでしょう。
2000年代はますます分からない^^;
個人的好みなら、これ!
でも、ちょっとマイナーかな。。。
やっぱり、これは避けられないか。
あと一枚を選ぶなら、何でしょうか。うーん。。。
そして、2010年代となると、ほとんど新しいアルバムを聴かなくなってしまった。ああ、こうしてどんどん「流行」から疎くなってしまうのだな。。。
ということで、冬休みに入ってから、ずっとこれらのアルバムを聴きながら、原稿の校正をしていた。
定額で、これだけの曲が聞けるんだもん、CDは売れないよね…。