『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ちょっとだけ

※間違って消しちゃったので、上げ直します。一部変えてます。

昨日のエントリーに対して、Facebookにて多くのコメントをいただきました。「ちゃんと書け!」とお怒りの方が多いようです。

 

お気持ちは分かります。でも、書きたくないというか、書けないというか。

難しいんですよね、どう書くかが。抽象的に書いても伝わらないだろうし、でも、具体的に書けと言われても、どこを切り取っていいか難しいのです。

ちょっとだけ書いてみますが、あんまり期待しないで読んでください。

 

3学年合同のPAの時間。あるクラスの一部の子が「ちょっと好ましくない行動」をとっていました。担任の先生は「ちょっと!」と声をかけます。が、岩瀬さんは気にしません。私も、もちろん気になりません。

でもそれは「気づいていない」のではありません。むしろ、他の先生よりも「よく分かっている」と思います。その上で

「ああ、あなたは今、そういう位置にいるのね。で、これから時間をかけてそこから立ち上がり、成長と自立への道を歩んでいくんだね。分かっているよ」

と感じているのでしょう。「頑張って欲しい!」という「願望」ではなく、「頑張ってね!」という「期待」でもなく、「分かっているよ」という「確信」です。岩瀬さんも、学修者の成長と自立に対して確信を持って立っていらっしゃるんだろうと感じました。

余計なことを書いておきますが。

「そうか。子供達って成長するんだな!それを信じればいいんだな」

っていうのは、ちょっと違います。根拠がなければただの「盲信」です。 本当に信じるには、確かな根拠が必要です。私は、過去に「荒れている」と言われたクラスがみるみる蘇ったのを何度も目の当たりにしてきた経験と、自分の子供時代の記憶からその確信を得ています。岩瀬さんはどこからそれを得ているのかは、また今度ゆっくり聞いてみたいです。

また、岩瀬さんの「待つ」姿勢にも非常に共感しました。ゆったり待つ。それが可能なのは、「できるようになる」という確信と、自分で言うのも何ですが、岩瀬さんも私も、いざとなったら「教員の腕」で強引に引っ張る自信があるからこそ、焦らないんだろうと感じました。


その上で、授業後には「何が違うのか」というお話もしました。このお話は、これこそほんとに、私だけの秘密です。