『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ややストレス

様々な書籍やサイトで紹介されていますが、「ヤーキース・ドットソンの法則」といって、人間はストレスが強すぎても弱すぎても、学習や仕事の質が下がるらしいですね。適度なストレスが学習や仕事の質を上げてくれるんだそうです。

ストレスが強すぎるって、例えば「やらないと、ぶっ飛ばすぞ!」って感じでしょうか。いや、それよりも「この先生、何言ってるかさっぱり分からない」というイライラの方がより強いストレスかもしれません。逆に弱すぎるのは「やらなくてもいいよ」「できなくてもいいよ」「ナンデモアリだよ」かな。どっちも学級が荒れますね、確かに。

やや強めのストレスとは、例えば「やらないと、大変なことになるよ」みたいな感じで、やや弱めは「やると、こんな良いことがあるよ」って感じかなあ。 

考えてみると、わたしが子供達に語るのは「これをやることがいかに大切で、やらないとどれだけ損をするか」というやんわりとした脅しと、「これをやることで、今すぐ、1~2年度、5年後、10年後、もっと先で、どれほどプラスになるか」という価値づけや意義の伝達がほとんどですね。やや強めのストレスとやや弱めのストレス。ストレスという言葉は使わないけれど、確かに意識して語っていました。


どうやら、わたしの存在は「ややストレス」って感じなのでしょう。


そう言えば、あの人やあの人やあの人も、わたしが共感する先生方って、長く一緒にいたらややストレスを感じるタイプかも(笑)。でも、それが強過ぎず、また話したくなる、そんな方々。


なるほど。自分で言っておいて、自分で納得です。