『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

宮城県で働く小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」発売

わたしの授業

昨日のエントリーがあまりにも手抜きだったので、今のわたしの授業の流れについて書いておきたいと思います。

1 単元の計画表を作る。
その単元の全課題とポイントとなることを一覧表にしてまとめ、児童に配布しています。
この計画表では、かなり細かいところまで「どんな勉強をするべきか」を、いわゆる「指示と発問」といった感じで記しています。
「この言葉の意味を説明できるようになりましょう」「○○とは何ですか」「どうして、○○になるのでしょう。P□の図を使って説明しなさい」
なんて感じが多いですね。
ちなみに、いわゆる「評価基準」は載せていません。それが「分かったか・分かっていないか」の評価しかしません。評価の簡略化のためです。


2 『学び合い』
以前は「単元を任せる」形にしていたのですが、レポートを書くようになってからは、基本的に一つの課題を一時間でやる形式に戻しました。その方が学びやすいようです。とは言っても、どんどん先に進んでいる子はたくさんいますので、やっている内容は自然にバラバラになっているんですけどね。

わたしは、「教える」こともあります。
「教える」と言っても解き方を説明するわけではありません。昨日、furu-tさんがコメントをくれたように、
「よし!それでいいんだ」と背中を押すこと。
「本当にそうかい?」と足を止めさせること。
「それでは駄目だ」と方向転換させること。
「いける!もっとだ!」と要求すること。
そういう声かけがメインです。
金曜日の算数では、メートル法の学習で
m2→1000000倍→km2
ということが、誰一人として「分からない」状態でした。みんな「1000倍」と書いていたのです。
「それじゃあ、駄目なんだなあ。甘いなあ。気付く人いないのかなあ」と言って、教科書の図を黒板に書きました。すると一人の子が
「あー!」
と言ったので、後は任せました。


3 レポートを書く
「学び続ける子どもの会」に参加してから、社会、算数では毎回、15分間はレポートを書いています。国語ではレポートだったり、感想文だったり。体育の保健や、図工の鑑賞でもレポートを書いています。
こういう事で大切なのは、いつでも書く!ということです。書いたり書かなかったりでは、効果はありません、
また、『学び合い』がかなりしっかり出来ている状態じゃないと、書けない子が続出すると思います。


書けない子が居たらどうするか。
その答えが出せない方は、「学び続ける子どもの会」式のレポートには手を出さない方がいいでしょう。


4 評価
大量に書かせますから、読むだけでも大変です。しかも、「続きは家で書いてきます」なんて子がドンドン増えているので、そのチェックだけでも時間が掛かります。
それでも書かせ続け、しっかりと子ども達にフィードバックする。
そういうことって、単純だけど意外と大変なことを続けられるかどうかが、授業には大切ですよね。


5 ワークテスト
わたしは、単元終了後すぐにワークテストをやります。今のクラスは、四月と比べて平均点がドカーンと上がりました。そういう「結果」を出せば、管理職も同僚も保護者も応援してくれます。応援まで行かなくても、反対はしません。
テストの点数を上げるコツは簡単です。
テストで求められる事は何かを踏まえた上で、単元の計画を立てるのです。そして、子ども達に点数を上げることを求めましょう。


ちなみに、ワークテストの点数を上げられない先生は(わたしは、小学校の状況しか知りませんが)、大抵、市販のワークテストでは何を問われるのかを把握していません。それを知らないで課題を立てても、点数は上がりません。
それは、テストに出るのと同じ問題を授業でやる、という話ではありません。例えば、算数で「文章問題の立式の仕方」を授業でやってなければ、テストで出来るはずがないでしょう?『学び合い』の先生の話ではありませんが、結構、そういうことを見逃している教師って多いんですよねf^_^;


6 で、その反省を踏まえて単元の計画を立てます。


7 これだとちょっと早めに単元が進むので、学び直す時間がとれます。数単元につき数時間ですが、復習を入れています。



という流れです。
わたしが大切にしているのが、


子ども達に、単元の「終わり」を示すこと


です。
どんな力を付ければ良いのか。
それは「何が出来たか」で判断するのか。


1時間勝負じゃないからこそ、子ども達も教師も「次こそ!」という思いで授業が出来ます。そして、みんなが出来たかどうかは、単元の終わりで判断しましょう。


それを年間を通した長いスパンでやって行くのが、とんたんさんの算数なのかなと思っています。
でも、それってかなり難しいです。
無理は続きませんからね。
わたしとしては、「単元レベルの組み立て」を全教科*全単元で行うことをオススメします。
(このレベルが、わたしにとって無理なく続けられる授業かなあ)