『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

わたしが悪い

わたしは,独善的なところがあって,「自分が正しい」と思ってしまいがちです。
反省することが多々あります。


例えば。
わたしは,自分の学級の子供達全員が,学校が楽しくで,学ぶことが楽しくて,自分のことを誇りに思って欲しいと願っています。楽しいだけではなく,実際に力を付けさせることや,それを実感させることが教師の仕事だと思っています。自分自身だけではなく、自分達のクラスに関して「なかなかのモノだ」という自信や誇りを持って欲しいし,「来年もきっと伸びていける」という向上心も抱いて欲しいと考えています。こういうことがわたしの仕事だし,完璧とは言えないけれど,そこに向かって進んでいるという自負があります。
そして,そういう自分を「正しい」と思っています。


けれど,そういう「正しさ」って危険です。わたしの考える正しさは,わたしにとっての正しさに過ぎません。わたしが目指す様なことを目指していない人もいます。わたしからすれば納得できないことでも,その人にとっては正しいのです。
どちらが正しいとは,きっと言えません。わたしにとってはわたしが正しいし,その人にとってはその人が正しいのです。
それぞれが,それぞれの正しさの中で仕事をしているのです。
多様な方が良いのです。


むしろ,自分の正しさを押し通そうとしてしまっている分,わたしが悪いのです。
議論は無意味です。だったら,「どちらが正しいか」を議論する余地もないくらいに,圧倒的な差を見せれば良いのです。


と自分に500回くらい言い聞かせると共に,ぶれないように,ブログにこうして書いて可視化しておくのでした。