『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

色々あるから

とても大切だと感じていることなので、私自身が忘れないように、書いておきます。

 

世の中には「色々な方法」が存在しますよね。そして、絶対的に正しい方法は存在しないのでしょう。ですから、私は(というか、僭越ながら言いきってしまえば、『学び合い』では)方法を指定しません。方法を決めるのは児童自身だからです。


時々、「なおたかは、自分の方法だけが正しいと思っていて、他の方法は絶対に認めないのだろう」という批判や、「自分の方法に固執しないで、他の方法にも目を向けなさい」という助言を頂くことがあります。誤解ですね。私は「自分の方法」というものは可能な限り捨てようとしていますから。まだ、ちょっと捨てきれない部分があるのは認めますけれど、正しいと思って捨ててないというより、そこを任せる力量が不足して任せきれていないだけです。任せるって、本当はものすご~く力量がいると思うんですよ。


ちょっと辛口で書くと、私は「教員が方法を限定する方が良い」とは絶対に認めないし、「児童が方法を決めるべきなのだ」という点には固執しているだけです。それを徹底しきれていないのは、単純に私の力量が不足しているだけ。
辛口ついでにもう一つ書いてしまうと、これは「様々な方法を取っては捨て、取っては捨てする“つまみ食い”」とは大違いです。
つまみ食いが悪いのではありません。つまみ食いする主体が児童なら良いのですけれど。

色々あるからこそ、児童が選ばなきゃいけないと思うんですよね。