「出来ません」
若い頃は、仕事を頼まれた時に
「出来ません」
と言いませんでした。
理由は二つあります。
「良い」先輩や上司は、わたしに出来そうにもない仕事は回さず、わたしでも出来る程度の仕事で、且つ、今後を考えると経験しておいた方が良いものを選んで与えてくれたので、断る必要が無かったというのが一つ目。
もう一つは、「良くない」先輩が意地悪く回してきた仕事は、意地でもやってやる!と強がっていたからです。この場合、やり遂げてみせて「ざまあみろ!」となった時もありますが、周囲に多大な迷惑をかけてしまったこともあります。
最近は、
「すみません。出来ません」
と言うこともたまにあります。与えられる仕事がどんどん増え、しかも、自分の責任で判断しなければならないこともチラホラ出てきたので、出来もしないのに出来る振りをすると、余計に迷惑をかけるからです。
けれど、周囲の方々が良く見ているのも分かっています。「出来ない」と言ってばかりだと、そういう奴だと見切りをつけられちゃうでしょうね。そういう人を何人も見ています。だから、ついつい無理をしてしまう・・・。
けれど、無理は続かないことも分かっています。
この時期は、毎年悩みますね。