『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

自分が得したいだけ

私のクラスに参観者さんがいらっしゃるようになったのは、約一年前からです。
最初は3名の方が教室にいらっしゃいました。最初に来て頂いた方々には、今でも感謝感謝です。

それを皮切りにちょくちょくそういった機会があり、昨年度は自主公開も行うことになりました。
そのおかげで今年度は『学び合い』をやりやすい環境が整いつつあると言えなくもありません。(どっちなんだ!?!?)


さてさて。今年度最初の参観者さんが来週いらっしゃいます。
なんと、あの「石川さん」です。
五右衛門じゃありませんよ、すぽんじのこころの石川晋さんです。
「行く」と言われた時は、冗談だと思っていたんですが、本当に来ていただけるようで。マジっすか!と今でも半信半疑。不思議な気分。

本音を言いますと、不可解なんです。昨年度、初めて参観者さんをお迎えした時もそうでした。
私の授業って、なーんてことないんですよ。基本的に、私は座っていて、子供達が学んでいる。ただそれだけです。
近年は朝の会や給食なんかは、私は意図的に「手を加えない」というスタンスなので、本当に「取り立てて何もないクラス」です。まだ「書く」もスタートしてませんしね。
だから「私の授業、いつでも見て頂いて構いませんが、でも、面白くないと思いますよ!?それでも、いいんですか??」と。
今なんて特に「まだまだ関係性構築真っ最中」だからなあ。

こういう時に「ちょっと見栄えを良くしようかな」と思う気持ちもゼロじゃないんですが、そういうのも苦手です。多分、何もしません。

それでも来ていただけるのが嬉しいのは、私が得できるから。
そりゃあ緊張もしますし、「けっ」と鼻で笑われる不安もありますが、でも、集団は成長するし、私も気付きを得られるし、お得が満載です。

結局は自分が得したいだけなんですね。来週が楽しみです。