『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

学習発表会に思う

昨日は,学習発表会でした。
金曜日のジャーナルに「明日は,わたし達のクラスがNo.1だというのを,見せたいと思います」と書いた子がいました。物静かな子なので,ちょっとだけビックリ。でも,その子の書いた通りの学習発表会になったと思います。


子供達の発表の様子を見ながら,「本当にすごい子供達だなあ」と感激していました。
詳しい内容は,「真面目な先生」に怒られちゃいそうなので書きませんが,簡単に言うと,笑いと音楽とダンスを取り入れた,ちょっとしたショーって感じでしょうか。授業同様,学習発表会も「異端」なんです,わたしのクラスは。でも,1年生からおじいちゃん・おばあちゃんまで楽しんでくれていました。
自分が小学生のころは,こんな発表をする「センス」はなかったと思います。
「国が豊かになるというのは,こういうことなのかもしれない」と,割と真面目に考えているところがあります。


さて。
学習発表会終了後,全校一斉の下校まで,ちょっと時間があったので,急遽,「第2回 じゃんけん王決定戦」を行いました。学級全員でのトーナメントです。ちなみに,第1回の優勝者はわたし。しかし,今回は1回戦負けでした。さらに,その後,「第1回 あっちむいてホイ王決定戦」も行い,なんだかよく分からない盛大な盛り上がりの中,下校となりました。


卒業まであと5か月。
学級が一皮剥けたのを感じます。
でも,それは学習発表会という行事のおかげではなくて,普段の日々の生活や学習の中で子供達が少しずつ大きくなり,殻を破っていったのでしょう。行事は,それが目に見えやすくなるだけ。
普段の学級が子供達が成長できる「場」であることが大切であり,そういう場を作る環境整備・集団作りをすることこそが教師の仕事なのだと,強く強く感じます。


このクラスが,みんなで成長できる集団であることが,保護者の皆さんに伝わっていたらいいなあ。