『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

給食と勉強

もしも、給食の時に、「自分一人が食べられればいい」と考えてそう行動する人がいたら、周囲は絶対に怒るでしょう。また、数人のグループが「私達だけが食べられればいい」と考えたら、これまた周囲は絶対に怒るでしょう。全員が食べられるようにするのが当たり前。そして、食べる量やスピードも、一人一人が違うのが自然です。「全員が、同じ量を同じスピードで食べなさい」なんて給食は嫌です。

勉強はどうでしょう。

「自分一人が分かればいい」と考えたら、周囲は怒るでしょうか。数人が「私達だけが分かればいい」と考えたらどうでしょうか。

私は「怒っていい」と思います。そして、怒る人が増えて欲しい。

でも、なかなか難しいです。

「分からないのは、分からない人が悪い」っていう考えの方がスタンダードなんだろうな。それに、「全員が同じ量を同じスピードで学習していく」ことが良いことだと捉えられているよなあ。

特に後者のとらわれから抜け出すのが難しいのかもしれませんね。