祈り
昨日は、今年度最後の授業参観だった。六年生にとっては、小学校で最後の授業参観でもある。
例年は、六年生では「感謝の会」を開いていたそうだが、ここ数年、私はそういうことはしないようにしている。親への手紙やプレゼントの類も授業参観では渡さない。理由は簡単で、渡せない子もいるからだ。
昨日の内容は、親子対抗のクイズ大会。その後、リコーダーと歌で終わり。クイズは、六年生の学習内容。保護者チームはかなり本気で答えてくれたが、接戦で子供達が勝った。
学年懇談会では、先ずは、心から感謝を述べた。県を跨いでの転勤は、予想していたこととはいえ、様々な違いにとまどった。極端な言い方をすると、今まで1分で終わっていたような書類に30分かかる。運動会や学習発表会も、練習や当日の進め方が、意外と違う。こんなに後手に回った仕事をするのは久しぶりである。
学級懇談会では、私が『学び合い』で授業をする理由について話をした。また、娘も六年生なので、必要以上に力が入ってしまい、空回りも多くあったことを詫びた。
子供達の幸せを心から願う度、それは私にはどうしようもないことだと気付く。それでも願い、あがき続けると、後は祈るしかなくなる。これは、懇談会で話すにはちょっと重過ぎる話だった。反省している。
あと一月半。登校日は28日だ。
その中で、私ができることをやっていくしかない。
さて、これから札幌である。
いってきます。