『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

言ったモン勝ち!

8日から新学期です。冬休みはあれこれ準備にいそしんでいます。本来、教員が準備しすぎるのは良くないのかもしれません。でも、3学期は怒涛の日々が待っているので、準備万端整えておかないと、地獄をみるのが分かっているのです。

 

さてさて。
初日に配付するプリントに“3学期は、このクラスが「日本一」だとしょう明しましょう!”と書きました。でかでかと書きました。

こういうのって言ったモン勝ちでしょう(笑)!

そして、言わなきゃ実現しないと思います。

 

時々「日本一ってどういうことですか?」と聞かれるのですが、日本一かどうかは、自分達で決めればいいと思っています。(面白いことに、クラスの子供からは聞かれたことはありません。こういうことを聞くのは決まって他の教員からです。)

3学期が終わった時、子供達が「日本一だぜ!」って言えるなら、私は「日本一になることよりも、日本一であり続けることの方が難しいし、大切なのだ!」と言うでしょう。

もし「日本一とは言えないな」と感じているのなら、私は「今、日本一かどうかはどうでもいいのだ。人生はまだまだ続くのだから」と言うでしょう。

まあ、言ってしまえば「日本一」という表現もどうでもいいのです。そんなのはただのレトリックです。私が持っている「幸せな学級の姿」を伝えるための手段の一つですから。でも、子供達は、私が示してきたイメージをよく体現してくれていると思います。もちろん、まだまだ成長の余地はありますが、それは集団の問題ではなく、私の力不足なだけです。
3学期は51日しかありません。が、この子達の小学校生活はまだまだ続きます。人生はもっともっと続きます。そう考えれば、成長の余地があるのは健全なのかも。

3学期も、きっともっともっと伸びていくことでしょう。楽しみだなあ。

そのためにも、あと2日、「日本一」のイメージを高めておかなくちゃね。