しなやかに、したたかに。
昨日のエントリーに、Facebook上で多くの方からコメントやシェアを頂きました。予想もしていない反応にちょっとビックリ。
「後輩君」は数年前から現在までの私をモデルにして書いた姿です。もちろん、フィクションですし、思いっきりデフォルメしていますが。
そして、もしかしたら多くの若者に重なるのではないかと予想しながら書きました。
このブログを読んでいる方なら、石川さんのこの本は既に手に取っているかもしれませんね。
学校で我を突き通すのは、難しいものです。というか、無理!(多分、学校以外の職場でも同様でしょうね。)だから、突き通すのではなく、しなやかにすり抜けるのです。あれと一緒ですね、1000年の釘!法隆寺の釘は、打ち込むと硬い木の節を避けて、迂回するように刺さっているそうですよ。
私は、石川さんの本を読んで安心しました。やりたいことをやるために苦労しているのは、俺だけじゃないんだ。自分が正しいと思うことをやりたいなら、周囲の正しさも受け止めなくてはいけないんだ。私が間違っているから苦しいわけじゃないんだ。と、分かったからです。
しなやかな、したたかに生きること。30代前半までは、やりたくなかったことです。
昨日の後輩君。最初のモノは、しなやかさに欠けてるんじゃないかな、と感じます。つまりは、かつての私がそうだった、ということなんですけどね。