『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

揃える、ということ

20代のころは、学年で“揃える”ことの意味を理解していなかった。あれは、主任が私を守ってくれていたのだ。 30代は単学級でほとんどを過ごしたから、学年で揃える必要がなくて気楽だったが、その分、学校で揃えることが煩わしくて、反発する気持ちがあった。…

年度末は難しい

3月は意外とクラスが落ち着かないものだ。 教員は終わりが見えてきてちょっと気が抜ける時期だろう。でも、子供たちにとっては違う。進級や進学への不安、クラス替えへの不安がある。 仲良しのあの子と離れるかもな。 次はどんな先生だろう。 色々と不安材…

全ては私が悪いのだ

いつの話かは書かない。プライバシーに配慮するので、全てが事実ではないが、全くの嘘でもない話として読んで欲しい。 授業中、遠くから怒鳴り声が聞こえた。気になって見てみると、怒鳴られているのは、特別支援学級の子だ。怒鳴っているのは交流学級の担任…

そんなもんですよ。

教員ではないAさんという方が、私の授業を見て、気に入ってくださったことがある。Aさんは褒めてくださったが、私は 「いやいや、私の授業が大したことないのは、私自身がよく分かっています。だから、毎年、授業を変えるんです。同じ授業はしません」 とい…

教室内の差別構造

スクール・カーストという言葉は問題点をボヤかすように感じるので「教室内の差別構造」という言葉を使うことにする。 教室内の差別構造は、どうやって作られるのか。誰が何のために作るのか。それをここ数年、考え続けてきた。 教室内の差別構造を作る教員…

それでも前に進むのだ

当然のことだと思うようにしてきたから、嫌でもないし腹も立たないんだけど、ここ数年、半分は周囲に合わせながら仕事をしてきた。私のフルスロットルの授業は、周囲が引く。引くだけでなく、傷付く人もいる。人と「ちょっと違う」授業ならまだしも「全然違…

組織の力

私の後輩から聞いた話。 後輩の働く学校に転入生が来ることになった。元の学校の先生の話では、かなり指導が大変だったらしい。どんな子が来るんだろう。と心配していた。が、あれ?来てみたら何もない。明るくて素直な子だ。 「どういうことなんでしょうね…