それでも間違うのが
昨日のエントリーを書きながら思い出したことがあります。
これも若いころに読んだ本です。これまた著名な実践家の本で(そして、これまた詳細は忘れてしまったのですが)、その中に、こんなことが書いてありました。
ここまで指導しても、まだ間違えてしまう子もいる。
それが1年生というものです。
これは、著者の先生が1年生の国語の授業で本当に凄い指導をするんだけれど、その後の確かめの問題の時に間違えている子がいるのですが、それをある程度見越していて、二の矢三の矢を放つという話だったと記憶しています。完全に私の「記憶の中の言葉」なので、実際はこんなこと書かれていないかもしれませんが。
でも、これって大切だよなあと思います。
私はどうしても「念入りに説明したら分かるはず」「ちゃんと確認したのだからできるはず」と思い込んでしまいがち。でも、それでも間違ってしまう子がいる。出来ない子がいる。そういうもの。
これって、1年生だけじゃなく、子供だけでもないよなと思うのです。大人だってそうですよね。
どんなに念入りでも、確かめても、それでも間違うのが人間なんだ。と思うのです。