『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

仕事のあれこれ

原因は必ずある

忙しかった4月・5月を終え、6月は意識的に児童と話をする場を設けています。そうすると、いかに自分が「見えていないか」がよく分かります。「あの件なんだけど、どうなの?」「えー、先生、僕、ちゃんと○○じゃないですか!」「そうか、そうだね。分かっ…

ゴールデンウィーク終了

忙しい日常に戻りますね。と言っても、明日はまた休みですけれど。 6年生を担任するたびに感じますが、6年担任は5月は尋常じゃない忙しさです。若い頃には「この忙しさが、子供達を育てる」なんて言ってその気になっていましたが、最近は「ちょっと違うよ…

チャンネルを増やす

今年は「振り返りジャーナル」に取り組んでいます。とは言っても、信頼ベースの学級ファシリテーションで提唱されている方法にそれほど厳密に従ってはいないのですが。念のために申し添えておきますが、基本的には、本に書いてある方法でまずはやってみるこ…

ダメな教員

酔っ払うとくどくどと語ってしまうのですが、私は本当にダメな初任者でした。教員らしくなかったんです。だから、先輩のウケは非常に悪かったし、保護者を不安にさせたし、そして何より、子供達を混乱させました。 初任で担任した子供達に対する「申し訳ない…

寂しさ

今年度も残りわずかとなってきました。 来年度に向けて、「手放す」準備ですね。 といっても、特別なことは何も考えていません。伝えるべきことは今までに伝えてきましたから。子供達はクラス替えもなく、続いていきます。私だけ「仲間外れ」です。担任って…

一例

たかせさんが先日の記事にコメントしてくださったように、多様性って大切ですよね。ですから、アクティブ・ラーニングや『学び合い』に関する発信も多様であるべきなのでしょう。 私は少し前までは、自分が何のために何を発信すべきなのかが見えず、迷ってい…

最後まで焦らず

「教員がスーパーな力を身に付けて、それを発揮し、素敵なクラスを作る」自分にはそんなのは無理!と分かっているのだけれど、でも、このとらわれからはなかなか脱することはできません。自己顕示欲が強過ぎるのでしょうか。自分の限界が分かっても「素敵な…

気持ちを強く!

近頃は、ちょっと忙しすぎる状況が続いています。忙しいと何が嫌って「忙しいんだから、これくらいでいいよね」と仕事が甘くなるのが嫌です。 なので、自分に言い聞かせています。「忙しいなんて、気のせいだ〜!」って。病は気から。忙しさも気から。 ただ…

硬軟織り交ぜる

明日、ここで話す内容を決めました。私にとってはチャレンジの話です。「一人も見捨てない」の話はしますが、前面には出しません。テクニックの一つとして出します。「教師の在り方が重要なのです」なんて言いません。形式の話からします。 ちょっと前まで、…

いよいよ3学期

明日から3学期。学級もまとめの時期ですし、教務としては教育課程編成という仕事もありますし、超がつくほど多くの仕事が待っています。ま、楽しんでやりましょう!

福島県の皆様にお誘いです!

福島県教職員組合 相馬支部 青年部・臨採部合同学習会 「みんなで集ってしゃべろうDAY」のお知らせ ブログにはあまり書きませんが、高橋はこんな活動もしています。福島県教職員組合相馬支部の学習会です。 この中で、「『学び合い』で教師も子供も元気にな…

貯金のすすめ

今日は仕事納め。たっぷりと仕事をしました。ここ数年、仕事量が増えるに従って「作戦」の立て方が変わってきました。冬休み中にやれる仕事はどんどんやっておいて、少しでも3学期に余裕を作っておくようにしています。いわば仕事の貯金ですね。 若い時には…

磨き上げる

私がこのところモヤモヤと感じていたのが、「最近、エビデンスって流行っているけれど、じゃあ、“学術的な根拠のない実践はすべてダメ”なの?」ということでした。もちろん、思い付きだけで授業をするのは、私も反対です。でも、「エビデンスがなくちゃダメ…

忙しくても、忙しいからこそ

昨日はちょっと弱気なことを書いてしまったので、今日はちょっと強気なことを。 私は、「忙しい」のだと思います。もちろん、私の働き方が悪い面もありますし、もっと多くの仕事を効率的にこなしている人もいるでしょう。 でも、まあ、自分でも忙しいと感じ…

先を見て生きる

先を見据える「目」を持ちたいと思っています。 子供達の生きる未来を見据える。10年先、20年先、50年先を見据える。 そのために、私の手を離れる時には、どう育っていて欲しいのかを見据える。 そういう目を養いたいのです。 その上で、今日の授業を…

再会

2011年 私は無我夢中でした。目の前の子供達を守らねばならない、それが自分の使命だ、と本気で思っていました。 2012年 私は疲れ切っていました。「こんなに頑張ったけれど、私は震災に勝てなかった。そんな自分に存在価値があるのだろうか」と本気…

敏感

教員として、児童の言動に敏感であろうと心がけています。 児童の行動と見取り、良い点・悪い点を見つけるだけでなく、いつもとどこが違うのかを敏感に感じ取りたいし、その差異に込められた意図も可能な限り正確に推し量りたいものです。それによって、児童…

年齢構成と『学び合い』

昨日は、「若い先生には授業を!」という話を書きました。 でも、現実にはそれがなかなか難しいよなあ、と思っています。

若い時には

今日、若い先生と話したことです。 若い先生が、まず第一に覚えておいた方が良い仕事ってなんでしょう。 わたしは、「授業」だと思います。 理由は簡単。 子供達と一緒に活動する時間が圧倒的に長いから。 「目立つ」という面では、行事指導の方が保護者さん…

自分を信じない

最近心がけているのが、「自分をそれほど信じない」ということ。 ポイントは「それほど」です。 全く信じないのでは、何も成し遂げられないけれど、、完全に信じてしまってもヨロシクないとも思っているのです。 今日、ある仕事をする上で「この人の力を是非…

大人にする。

学校の役割は、「子供達を“大人”にすること」だと思っています。

仕事を忘れる

先日書いた通り、わたしはキャンプが好きです。キャンプの良さって、仕事のことを考えなくなることですね。と言いつつ、このシルバーウィークではキャンプ中もこのBlogは更新していたんですけど(笑)。でも、今回行ったキャンプ場はケータイがサクサク使え…

発信するということ

「分かる人だけ分かればいい」という無責任な放言でもないし、「多くの人に分かりやすく」という迎合でもなく。自分の信じているものを、濃いものを出したい。きっとそれを咀嚼し、吸収してくれる人がいるはずだから。「一人も見捨てない」と言ったって、わ…

教師の腕

2学期が始まってすぐは、若い先生がてんてこ舞いする時期でもあります。 夏休みのあれこれに目を通し、赤ペンでコメント、そして各コンクールへの出品準備などなど。これって福島県だけでしょうか?各地同様でしょうか? 「教師の腕の差」という時、こうい…

1学期終了。次に向けて

1学期が終わりました。 持ち上がりの学年ですので、昨年度よりは余裕を持って仕事ができたかなあと思います。 ただ、その余裕が学級のゆるみに繋がった時期もありました。この仕事は気を抜いたら、その抜げ具合が直ぐにどこかに表出しますね。 授業に関して…

忙しいけれど

この時期のBlogやFacebookの書き込み具合を見ていると、小中の教員は忙しく、高校教員はちょっと余裕があるのかな?という印象です。 こんなこと言ったら、高校の先生方に怒られちゃいますかね? 少なくとも、小中の先生方は間もなく書き込みが増えるでしょ…

最後の砦と最前線基地

昨年の12月に“人前に出る!”“発信を増やす!”と決めてから、夏の『学び合い』フォーラムは一つの目標でした。 フォーラムで発表させてもらえるだけの価値のある実践をしよう、と考えていたのです。 それがなんと、パネルディスカッションにパネリストとし…

人生レベル

わたしのクラスにも、問題は多々あります。 どうやって解決すればよいか、悩みます。 悩んだ結果はいつも同じ。解決するのは子供達。わたしは解決することを求めるだけです。 けれど、ここでも悩みます。 何をどう語るべきか。 簡単には答えが出ません。 な…

削る

学級経営でも校務でも授業でも何でもそうなのですが、仕事が上手くいかない時は、全体が見えていない時です。 全体が見えていないと、部分で評価をしてしまいます。 一部分で問題が起きた時、そこだけを見てごちゃごちゃといじると、いつの間にか全体はもっ…

偉大な教師

平凡な教師は、ただ話す。 良い教師は、説明する。 すぐれた教師は、自らやってみせる。 偉大な教師は、子供の心に火をつける。 ウィリアム・アーサー・ウォード これって、的を得ているなあと思います。 そして、これは教師対子供だけではなく、教師と教師…