『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

次の1年に向けて

基本的に休日は仕事をしない私ですが、この時期にはどうしても仕事について考え事をしてしまいます。 この時期に考えるのは「1年前に描いていたイメージと実際のギャップ」と「1年後のイメージ」です。 1年前に自分がどんなゴールイメージを持ってスタートし…

年度末のフワフワ感

今の時期の雰囲気が少々苦手です。本音と建前がごちゃまぜになった空気に少し焦ってしまうのです。 新年度になればものすごく忙しくなるのですから、今のうちから様々な準備をしておきたいもの。けれど、まだ来年度の体制が正式には決定されていませんよね。…

自分のために

仕事をする上で周囲の人を守るのは、自分を守るためです。 隣の人が苦しんでいても放っておいたら、次は自分が苦しむことになるかもしれません。 周囲の全員が苦しんでいる中で自分一人だけは絶対に安心だ!と言える強さは私にはありません。 人を助けるのは…

森のクマさん

職場に高校の先生から電話がありました。何の電話だろう?と不思議に思いながら電話口に立つと、生徒さんが私と話したくて電話をくださったそうです。その生徒さんとは、私が7年前に担任していたKさんでした。 先生と電話を代わったK さんは、私に問いました…

色々あって

帰宅が遅くなっております。 ブログの更新は不定期になりそうです。

上々の一歩

昨日は授業づくりネットワーク仙台集会に。朝から夜まで、めちゃくちゃ楽しい時間でした。 昨日は、私にとって「目から鱗」の発見が山盛りで、夜は興奮のあまり飲みすぎたくらいです。ブログやFacebookにちょっとは書いたことがありますが、私は授業中、駄洒…

さあ、第一歩

これから、授業づくりネットワーク仙台集会に参加します。こういったセミナーに純粋な参加者として出るのは久しぶりです。最近は参加するだけじゃなく、話題提供や発表をすることが多かったので。 私にとって最大の学びの場は現在の職場です。そこで過ごす時…

分かっているけど、やっぱり悔しい

今年度が終わりました。 今年度は、たくさんのチャレンジをしました。前任校を3年で出たのもチャレンジの一つ。9年間単学級の学校で働いたので、複数学級ある学校でチャレンジしたかったのです。他にもチャレンジしたことはいくつかありますが、その中でも、…

それでも、何とかしよう

私の考える『学び合い』とは、どんなものなのだろう。 今までに「教育とは◯◯のためにある」という言葉を目にしたことが何度かある。でも、全ての子供がそれを達成することができるだろうか。多分、無理だろう。 しかし、それを達成できなかっとしても、その…

許すまでの時間

人は「許す」のにどれくらいの時間が必要なのでしょうか。例えば「いじめ」の被害者が加害者を許すには、どれくらいの時間が必要なのでしょう。比較的短時間で許せる場合もあるでしょう。でも、一生許せない場合もありそうです。 そういう私も「一生許せそう…

ありがたい

小六教育技術の4月号に拙稿を掲載していただきました。ありがたいことです。 小六教育技術 2018年 04 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/03/17 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 雑誌に掲載して頂いた時に何が嬉しいかと言うと、…

上げて落として、その後は

私が自分の仕事を自己評価するスタンスは、「上げて落とす」です。私にとってここ数週間は、自分を「上げて落とす」時期でした。 「上げる」とは、自分の強みを見つけ、その成果を確認すること。自分の仕事に対してプライドを持つためにも、出来たことは「出…

コメント欄を「ユーザー」に

最近、海外からのスパムコメントが酷いので、コメントを「ユーザーのみ」の設定にしました。これは、はてなアカウントにログインしている方しかコメントできない、という設定です。 本当は色んな方にコメントをいただきたいので、しばらくしてスパムが来ない…

やっぱり「本能」ではない

昨日のエントリーに関して、Facebook上にて数名の方とやり取りをさせていただきました。他の方のコメントなので引用はしませんが、私としては「絶対に本能じゃないよね」と確信しました。いじめは、本能ではない。つまり、どうしても避けられないものではな…

いじめは本能なのか

いじめは本能である、と言う人がいます。 これって本当なのでしょうか。科学的、学術的な知見は私にはありませんから、本当だとも嘘だとも言えません。でも、いじめは本能である、ということがどういうことなのか、私にはイマイチ理解できないのです。「いじ…

困難

「困難な状況でも、焦らずに今まで通りの方法を積み重ねていきましょう。」 そう言われると、そうかもしれないなとチラッとは考えます。 でもね、困難な状況でも、今まで同様の方法を積み重ねれば対応できるものでしょうか。今まで同様の方法では立ち行かな…

がんばったことは「テスト」

1年のまとめとして、「3年生でがんばったことベスト3」を書いてもらいました。今年度は、ほとんどの子が「テスト」のことを書いていました。 「漢字のテストをがんばった」 「理科のテストで100点がとれた」 実際の作文はもっと詳しく書かれていましたが、そ…

まだ動く

修了式まであとわずか2週間。登校日は9日となったのに、今日も教室に小さなドラマがありました。多分、当事者の子と私しか気づかないくらいの小さなドラマだけれど、でも、確実にその子にとっては価値のあるドラマです。人生を左右すると言ったら大袈裟だけ…

忘れられるなら、忘れたい

7年が経ちました。 去年の終わりに、震災に関する依頼を二ついただきました。一つは、堀さんが主催なさっている札幌でのセミナー。今まで語らずにいたことも含めて話をさせていただきました。場の温かさと参加者の皆様のおかげで何とか最後まで話すことがで…

先のことを考える

来年の事を言えば鬼か笑う、と申します。将来の事は誰にも分からないのだから、ああだこうだ言っても仕方ないってことでしょう。 でも、私は先のことを考えずに仕事をするのは無理です。不安になります。 3月には4月、5月のことを考えて仕事をします。自分自…

語るしかないけれど

『学び合い』では、教員による語りが重要である、という言葉をよく聞きます。私も言ったことがあります。教員が子供達に「一人も見捨てないことは、得なのだ」と語ることで、集団の2割の子供達が動き、それが集団の半数以上に波及し、最終的には集団全体を巻…

自分のために

私は、若い時には「周囲から『良い先生』って思われたい」と願ったり、「俺は人一倍頑張ってる」と自己評価したりしながら仕事をしてきました。そう思うに至ったエピソードは沢山思い付くので、いつかこっそりとどこかで話せたらいいなあ。 でも、徐々にそう…

無意識だから恐ろしい

今まで、何度か「崩れちゃった学級の立て直し」をしてきた経験があります。そのため「どうやったら学級が崩れるのか」はある程度分かっているつもりです。 絶対にそんなことはしませんが、もしも意図的にどこかの学級を崩そうと思えば、簡単に崩せるだろうな…

多分、嘘

授業は、こうすれば上手くいく。 学級経営って、これが一番大切。 なんていうように、簡単に言い切る言葉は、多分、嘘。ほとんど嘘。聞いた瞬間、疑いが頭の中を支配する。 だけど、心のどこかで(もしかしたら、本当かも!?)と期待してしまう。それは、私…

授業構成と知識の組み合わせ

『学び合い』で大切なのは、1時間の課題づくりよりも、単元や年間を見据えた授業の構成。 今までは「繰り返し」を意識してきたけど、多分、それだけじゃ足りないんですよね。今、浮かんでいるのは「知識の組み合わせ」。学びのカリキュラム・マネジメントも…

色んな事情

昨日は授業参観でした。モラルジレンマ資料を使った道徳の授業です。授業参観用に1時間で完結させるちょっと急ぎ足の授業でしたが、多分、参観している保護者さんは、その方が見ていて飽きないでしょうから。という「子供のため」よりも「こっちの事情」の…

年齢

30歳くらいまでは、実際の年齢よりも年上に見られることが多くありました。実年齢プラス3〜5歳くらいとよく言われました。 数年前には、ほぼ年齢通りに見られるようになりました。 最近では、実際の年齢よりも年下に見られることが増えています。そうじゃな…

もう子供達に近くないのだと、強く実感する

今年度は、ブログに可能な限り「悩み」とか「後悔」を書いていこうと決めています。転勤直後は特に悩むし悔やむのですが、2年目、3年目はどんどんそれを忘れてしまいがち。ですから、ちゃんと記録に残しておきたいのです。 今年、最も強く感じているのは、…