2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今日はとある行事で色々な学校と一緒に活動しました。 それぞれの学校の大勢の教員の方々が、様々に指導しています。指導方法(というほどのものではないけれど)は、実に多様だとあらためて感じます。 「そんな言葉もあるのかあ!!」 と驚くこともあります…
昔々、まだ20代だった時のことです。私はある子をこう褒めました。 「あなたが一番頑張ったって、先生は分かっているよ」 それを聞いて、別の子が怒りました。 「じゃあ、私たちは2番以下ですか?」 私は自分の過ちを認め、平謝りするばかりでした。 それか…
先日、「ルール」と「工夫」の違いについて同僚と話していました。 例えば、雨の日の休み時間の過ごし方を話し合う時。「雨の日の過ごし方について、ルールを決めましょう」と求めるのと、「雨の日の過ごし方について、どんな工夫をしたらよいでしょう」と求…
前回のエントリーにFacebookでたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。 私は「運動会がそれほど好きではない」のですが、でも、それは「不要だ」と思っているわけではありません。学校が私の好きなものだけで構成されて欲しいとは全く思…
今日は我が子の運動会。快晴の空の下、めちゃくちゃ日焼けしながら参観していました。勤務校の運動会と重ならないのは3年ぶり。久しぶりに見ることができました。 親の目線で運動会を見ると、指導・運営する側として意識することが、実はそんなに重要じゃな…
教員が子供達にかける言葉、ちょっとの違いが大違いですよね。 授業が始まりますので、急いで座ってください。 授業が始まるから、急いで座ってね〜。 授業が始まります。急いで座りなさい。 授業が始まるぞ。急いで座れよ。 授業が始まるのに、何やってんだ…
今日の3・4校時は6年生の授業。呼吸に関する実験でした。今年の授業は「課題提示→実験→結果から分かったことを『ということは…』で始まる文でまとめる→交流」という流れを基本にしています。私らしい何のひねりもない単純な流れ。 授業の終盤、「吸い込む…
5年生の理科で「めだかのめすおすを見分ける」授業をしました。 見分け方をしらべる→練習問題 という流れです。ちなみに、「練習問題の時には、教科書やプリントなどはいっさい参照してはいけないが、友達と相談するのは自由」というルール。 先週、まずは1…
今日、ある方と「自分の周りに仕事をしないように見える人やできないように見える人が居ることが、どれだけ得か」という話題で盛り上がりました。少し前までは、プリプリと腹を立てていたのですが、馬鹿でしたね、私。 腹を立ててなんかいないで、ありがとう…
昔、ある方が子供達に言っていた。 「毎朝、ラジオ体操をやる会社もあるんです。ラジオ体操をちゃんと覚えておかないと、将来困りますよ」 だからもっと一生懸命に練習しなさい!!、と続いたその言葉は、かなりの熱を帯びていた。その方が本気でそう思って…
睡眠時間の確保の為に、最近はブログの更新を休んでいました。命あっての物種。毎日発信することの大切さは分かっていますが、健康第一ですので。 昨日と今日は、自分でも驚くくらいに働きました。遮二無二ってこういうことなんだなあと感じるとくらいに働き…
以前はよく腹を立てていました。怒りをエネルギーにして仕事をしていた時期もあるくらい。本当にしょっちゅう腹を立てていました。 しかし、最近は変わってきました。腹を立てる回数は変わらないかもしれませんが、腹立たしさが治まるまでの時間が、短くなっ…
今日は運動会練習の関係で、予定されていた授業がなくなってしまいました。長期休業中でもなく、出張や学級閉鎖のような特別な理由もなく、出勤したけど授業がないというのは、教員になって初めてだと思います。 その分、めちゃくちゃ色んな仕事を片付けまし…
近年、「多様性を認めるべきだ」という声はどんどん大きくなっています。また、『学び合い』による授業では、多様性を重視します。私は多様性がないと困る!と思っているくらいです。 みんなバラバラの方がいいのです。バラバラだからこそ集団が成長するので…
教務主任という立場を悪用して、今年は3回ほど授業を見てもらえる場を設定しました。金曜日はその第1回目。初任研の授業参観。初任の先生の学級に入らせてもらって、社会の授業をやりました。理科専科だけど社会。 私はこう見えて(どう見えて??)バランス…
私が安定的に『学び合い』を続けられるようになったのは、「教えることは得なのだ」と納得できたからだと感じています。それまではどうしても、無理やり教え合わせようと強く叱咤したり、その反動で放任になったりしてしまいました。 でも、それが得だと心の…
連休明けからの数日、私はよく 「先生はアホだから、何度も同じことを言うね」 と言っています。そして、4月に語ったことをもう一度語りました。 例えば、「教えて」と言える大切さであったり、「教えること」で何を得るかであったり、「学ぶこと」の楽しさ…
今年、勤務校に「タカハシ先生」がいらっしゃいました。ということで、私とその方の二人、「タカハシ先生」がいることになります。紛らわしい! ということで、子供達に 「私のことは『キャプテン』と呼んでください」 と話しました。ネタ元は、翼くんではな…
ちょっと「美しい物語」にし過ぎ(=ちょっと話を盛ってる)なのですが、私のクラスの「単元『学び合い』」は大抵はこんな風に始まります。 ある日の算数。一単位時間毎に課題を出していますが、学級のほとんどの子が終わっています。まだ終わっていない子が…
こうして「ブログ」というオープンな場で意見を述べていると、時々ではありますが、コメントやメッセージやメールなどをいただけることがあります。反応があるというのは、ありがたいことです。読んでくれている方がいるというだけで、やる気が上がります。 …
私は最近、意見の合わない人がいても腹が立ちません。 「あなたとは意見が合わないな」 と言われても 「あなたの意見は間違っているよ」 と言われても、その違いは広い範囲で考えれば、そして長い目で見ればプラスになるからです。意見が合わない人が存在す…
みゆき会の古田さんがFacebook上にこんな記事をアップしていました。一部を引用させて頂きます。 自分は今まで、(授業という場において)「友達」をいかに「仲間」に高めて学び合っていけるかを考えてきた。そして、その違いをてつがくの授業でも話し合って…
我々の仕事に「答え」があるなら、なんと楽なことでしょう。誰かが見つけてくれた答えどおりに仕事をしていけば良いのですから。けれど、残念ながら答えはありません。 例えば、子供達の座席の並べ方。世の中のほとんどの教室は、机が全て黒板方向に向いてい…
最近、ネット上で「自然な学び」や「自然な教室の姿」という言葉を何度か目にしました。私も数年前から学級や授業を考える上で「自然」という言葉を使ってきましたが、その頃は今ほど目にする回数は多くなかったように感じます。 「自然かどうか」を大切にす…